(旧ブログより)
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今年の立夏は5月6日だった。
天気予報などでよく聞く「立春」「啓蟄」「春分」は
二十四節気と言われるものだ。
1年を24等分し、その区切りに上記のような名前をつけている。
それらを更に3つの「候」(初候、次候、末候)に分けたものを
「七十二候」と言う。
24の節×3つの候=72候となる。
この七十二候というのが、とても季節感を味わわせてくれる
言葉になっている。
Wikipediaによると略本暦(日本)と 宣明暦(中国)が
あるらしいが、どちらもそれぞれの季節をよく表しているな~
と感じる。
ちなみに本年の5月7日は略本暦によると
「立夏初候 蛙始鳴(蛙始めて鳴く)」とのこと。
私が今住んでいるところは田んぼが周りになく
蛙の鳴き声は聞こえないが、
田舎に帰った連休中は、寝付く頃に蛙の声が聞こえて
確かに「あ~ もう5月か~」と感じた。
この声が聞こえ始めて、しばらく経つと私の田舎では
田植えが始まる。
暦を季節で感じるというのは、何ともいえず
しっくりくるものだ。