日本人踊り仲間の時丹君が Peña Flamenca Torres Macarena(ペーニャ・フラメンカ・トーレス・マカレナ)に出演ということで、もちろん観に行ってきました!
普段行き慣れているペーニャですが、知り合いが出るとなるとやはりソワソワします。笑
時丹君と初めて会ったのはセビージャのPepe Torres(ペペ・トーレス)のクラスで、その時はほとんど話したりはしなかったのですが、その後久保田晴菜ちゃん企画の同世代を集めた公演Pasión(パシオン)第二弾で共演して、年も比較的近いので仲良くなりました。
セビージャには去年の7月頃から来ていたのかな、今はへレスに滞在中ですが、古き良きオーソドックスなフラメンコを頑固に守り抜いている青年という感じなので、きっとペーニャのお客さんも喜ぶだろうと思っていました。
出演者はギタリストが変更になり以下。
バイレ(踊り)
鈴木時丹
ギター
El Carqui(エル・カルキ)
カンテ(歌)
Sebastián Sánchez(セバスティアン・サンチェス)
Juani Romero(フアニ・ロメロ)
パルマ
Antonio Amaya el Petete(アントニオ・アマジャ・エル・ペテテ)
そうそう、この日は時丹君のクラスメイト兼先生のペテテ氏がオーガナイズしたとのことで、チラシには名前がありませんでしたが、開演直前というか踊りの直前に駆けつけて、そのまま舞台に上がっていきました。それだけ信頼されて評価されているという証拠ですね、素晴らしい。
この日は日本人の姿がいつもより多かったです、チーム日本!やっぱり外国では母国の人との繋がりも大事ですよね。お互いに助け合わないといけないこともあるし。
私もクラスメイトやこちらでの知り合いに声をかけまくって(自分が踊った時より宣伝した気がする笑)、あちらこちらに挨拶して、関係ないのになんかバタバタしてました。笑
1部はタランタのギターソロ、ファンダンゴのカンテソロに続いて踊りはアレグリアスでした。
カンテソロはフアニが先に歌い始めたのですが、それが素晴らしくて素晴らしくて大盛り上がり。本人もノリノリで2つ歌い終わった後に、ギタリストに「もう一丁行くで~」と耳打ちしてさらにもう1つ歌ったり。ミュージシャンのテンションが高いのも、時丹君が認められている証の一つだと感じました。もう一人のカンテのセバスティアンはリズムありでウエルバのファンダンゴを歌いましたが、完全に先に歌ったフアニに食われてました。笑
時丹君も会場に着いた時は落ち着かない様子だったけど、舞台に上がったらさすがの度胸で、軽快に小気味良く、爽快なアレグリアスを踊っていました。私は入り口のドアのところから見ていたので、会場を割と見渡せる位置だったのですが、踊りが進むにつれてお客さんがどんどん楽しそうな表情になっていくのが見て取れました。
休憩挟んで2部はタンゴのカンテソロ。こちらもペテテのパルマも相まって楽しいカンテでした。ペーニャではパルメーロがいない、ミュージシャン3人体制が多いですが、やっぱり居ると違いますね~~~まあ誰でも居れば良いというわけでも無いですけどね。
2部の踊りはソレア。歌を聞いてやり過ぎない感じが良かったと、ペーニャの常連さんたちも終演後言っていましたが、終始フラメンコのリスペクト、という感じの踊りだったと思います。(偉そうに笑)
現地の評論家のKiko Valle(キコ・バジェ)も大喜びでした!彼の評論でも絶賛です。
↓以下リンクです。日本語の自動翻訳も一応あります、すごく一応。