前回までに扁桃体の活動を香りで抑制できることを紹介し、将来的には睡眠改善として使えるのではないかという話をしました。そして睡眠改善のための基礎情報として視床について紹介しました 

 

 

扁桃体は情動をつかさどる大事な脳部位で、過剰に興奮していると不安な気持ちになってしまいます。鶏と卵の話でどちらが先にくるのかはわかりませんが、睡眠不足が続くと扁桃体が活性化しやすくなり、これにより不安や抑うつが起こりやすくなるといわれています。

 

日中の扁桃体活動を抑制させるために、扁桃体を抑制させるような香りを嗅ぐのは良いと思います。

ただどの匂いが扁桃体活動を抑制するかはそれを判定するデバイスがまだ流通していませんのでわかりません。

 

根拠はないのですが、自分が心地よいと感じる落ち着くにおいを常に持っておき、少し不安感を感じた時にその香りを嗅ぐと良いかもしれません。

日中に嫌な気分になったら気持ちが落ち着く香りを嗅ぐことを習慣づけ、落ち着ける状態に持っていけると、睡眠への好影響が期待出来るかもしれません。

 

そういう意味ではこの商品は良いのかもしれませんね。

 

睡眠改善に香りが良い影響を与えるのではないかと考えていることがもう一つあります。

 

それは中途覚醒を抑制できる可能性があることです。

ここに視床の特徴が生きてくるわけですが。。。。。。。。

 

長くなってしまったので続きは明日書きたいと思います。