#246: 鈴木さん
Germany@Füssenこんにちは!Hi! Bonjour!ずっと心に残っている人はどんな人ですか私は「鈴木さん」。最初に働いていた会社の女性の清掃員さんです。☆このブログでは私が撮影したお気に入り写真と好きな言葉を日・英・仏でお届けします。一つでも心に響けば嬉しいです(※仏のyouをvousベースにしています)<言葉の花束#246>大事なのは「何を」やるかではなく、 「どういうエネルギー」でやるかIt's not WHAT you do that matters, but with what kind of ENERGY you do itCe n'est pas CE que vous faites qui compte,mais avec quel type d'ÉNERGIE vous le faitesメッセージ私が最初に入った会社は日本の電機メーカーだった。研修はきれいなビルだったのに配属されたのは古いビルお世辞にもきれいとは言えなかった。でも一か所だけいつもピカピカな場所があった。それがトイレだった。慣れない仕事に疲れてトイレに行くとなんだか落ち着いた。当初はエネルギーだの波動だのなんて知らなかったから、ただ自分がホッとするなということだけわかった。ある日トイレに行ったら清掃員さんが一生懸命掃除をしていた。あ~この人がいつもピカピカにしてくれているんだ!と思ったら声をかけずにはいられず「いつもありがとうございます!」と伝えた。何度かそれを繰り返しているうちに仲良くなり、「髪の毛は溶けないから洗面に流さないでね」とかアドバイスをもらったり、ちょっとした会話をするようになった。鈴木さんはいつも一生懸命トイレをピカピカにしてくれていた。鈴木さんの笑顔に会うとホッとした。あの頃その笑顔にどれだけ力をもらったかわからない。人生経験を重ねて後からわかったことは「何をやるかが大事なのではなく、どういうエネルギーでやるかが大事」その原点が鈴木さんだった。私も鈴木さんのように一生懸命仕事をして海外赴任の切符を手に入れた時も報告した。とても喜んでくれた。出発前にプレゼントと共にもらった「あなたなら大丈夫」という言葉は今でも私の大事な宝もの。鈴木さん、お元気ですか?いつまでも忘れません。あなたにとっての鈴木さんは誰ですか?今日もいい日ベルギーに駐在中のブログはこちら!ベルギーの空から~旅・フランス語・生きるヒント~