昨今、さっぱり時代劇が観られなくなりましたね。

お正月くらいは時代劇が観たいと思ったりします。

そんな中、こないだまで放送されていた



面白かったです。

これぞNHKの面目躍如といったところでしょうか。

福士蒼汰さんも古川雄大さんもいい俳優さんですね。古川さんは昔朝ドラで演じられていた、ミュージックティーチャーのイメージが強くて笑 分かる人だけが分かる話です。

で、福士さんは娘の彼氏に似ていて落ち着きません笑。


で、



楽しみにしてました。でも散々な言われようなようで。

元々こちら、20年以上前だかに、菅野美穂さんとか浅野ゆう子さんとかが出てらっしゃって私もみてましたが、たしかに??と思うことはあります。

役者を殺すも生かすもやはり脚本ですかね。今回から今までの脚本家さんじゃないらしい。

れっきとした皇女なのに、なぜか公家の姫君扱い。

降嫁したやんごとなきお方をああまでいじめることは可能なのかどうか。大奥女中がそこまで偉いものなのかはたして。


私、こちらに来てすっかりテレビがお友だちなわけです。関西地域は関東と違って?(関東でも放送されていたのか、あまりテレビを見なかったので分かりません)

昼夜問わず時代劇の再放送が多くて楽しみに観ております。

いかんせんバラエティが面白いと思わない人間なんで笑

で、昔の時代劇。いいですね。やはり。

40年近く前に、大川橋蔵さんが亡くなった際、祖母が涙しておりましたが、いまならワケがわかります。上手なんですよね、やはり。何様意見ですが。

殺陣も所作も着物も似合う。逆にこの方の洋装のイメージがつかないです。髪結床の旦那の役をやられた際に、日本髪を結ってあげるシーンがあったんですが、そのシーンに気を取られず(髪を結うことだけに集中せず)手つきがお上手で見惚れてしまいました。

やっぱり時代劇をずっとやられてきた方と、人気の役者を連れてきてそのドラマだけを演じてもらうのは違うんだなと思いました。最近の必殺シリーズなんてみられたもんじゃないもんね。

そりゃツッコミどころはいくつもあります。

今回の大河は、こちらですが





こちらも楽しく観させていただいてます。

面白い。私、装束好きなんで。笑 

プライベートでも仕事でも何回も装束着た人。どんな仕事なんだよ。笑

どちらかというと苦手な顔の部類、柄本佑がイケメンにみえてくるから不思議 笑。


正直、紫式部はなあ、まったくよく分かってない人物だし(生没年も不確か、本名すらわからず)一年持たせられるのかと思いましたが、逆な言い方をすれば、どうとでも話を膨らませる事が可能なわけで。

ツッコミどころは、あの時代、貴族の姫君というのは成人したら親兄弟にすら顔をさらけ出さないわけですよ。もうバンバンさらけ出していますが、

それ言ったら話にならないしドラマは作れないですしね。

紫式部の本名がなぜ伝わらなかったのか、

色々ありますが、万葉の時代は、

男が名前を聞く🟰求婚の意味。

だったわけで。(万葉集の巻頭の歌がまさにそれ)

装束も美しいし、一般ウケはしないかもしれませんが、矢尻交えての合戦シーンがない大河もいいかと思います。できたら、持統天皇あたりやってほしいよなあ。

受信料を払ってる側としては、NHK頑張ってほしい。笑。

ただ一つ毎回疑問なのが、かつらですかね。

なぜああもボサボサ先細りな垂髪なのか。

いまどきエクステだって自毛と遜色ないのがあるのだからもう少し美しくしてほしい。

髪の美しさもこの時代の美人の基準ですからね。



私としては、身分が高い、ええとこのお嬢ちゃん、

黒木華さん演じる倫子さんが気になります。




行きたくないからと頼みこんで、まひろ(吉高さん)に五節の舞姫の役を押し付ける、なんだか身分が高いがゆえの、高慢さゆえ?天真爛漫さ?からくる冷たさみたいなのがあるなあと。一見無邪気な、汚れを知らない感じですが、実は意識してかしないでか計算している感じがするんですよね。所詮自分は身分が高くて、だから身分が下の人間はコマ程度にしか思ってないんじゃないかなと。考えすぎ?私が汚れきってる?

でもね、半世紀生きてきて、

悪気がない無邪気さは時として残酷であり

タチが悪いと思うのです。なまじ自覚が本人にないから。


叶わない恋に弱い私としては、結ばれない道長とまひろに感情移入してしまうわ。

でも紫式部日記とかをみると、式部、匂わせしてるように見えなくもない笑

愛人説もあるしねぇ。私も続いたかどうかは別として、一度くらい手をつけた事があってもおかしくはないと思います。昔の主従関係なんてそんなもんでしょ。

主人が自分や、自分の妻の女房に手をつけるなんてよくある話。今回の大河でも為時🟰岸谷五郎が女房と良い雰囲気?になってたし。

あとは、怪しい散楽の男は

てっきり袴垂🟰藤原保輔かなあと思ってしまいましたがちょっと無理か。(昔、杉本苑子さんが、その設定で作品を書かれていました)





髪といえば、

本宅でずっと通っていたお店のHPに使わせていただきます、とアップしてくれました。

トリートメントして乾かしただけです。




髪が長いので、ヘアドネするんですか?とたまにきかれますが

そんな高尚な意識などありません。

白髪染をしないでいられるうちはまだ伸ばそうと思っているだけの話です。


美容師さん曰く、

人間の髪の毛は、7〜8年で抜けかわるので

延々と伸び続けるものではない、とのこと。

だから物理的に考えて、一年に15センチ伸びたとしても身の丈ほどの髪というのは無理らしい。でも世界ビックリ人間でスーパーロングの人っているやん!とつっこんだけどね。

源氏物語で、自分の元を去る乳母子に自分の髪を集めたかもじを贈る末摘花のくだりがあるけれど

実際はかもじを使っていたんでしょうね。

清少納言は髪が薄いのを気にしていた、って言われてるし。

まあ末摘花と同じで、ワタシ髪の毛だけが綺麗なだけ。

前からはとても見られたもんじゃございません。

( ̄∀ ̄)

さすがに鼻👃は赤くないけどね。



この本面白そう!

自腹で買おうかな。