〜想像は創造〜 

   Imagination Creation, 

           Meditation Inspiration

 

 

エリちゃんは いつも元気だね〜

 

しょっちゅう叔母やばあちゃんに言われていた言葉。

 

自分でも思う。

いつも元氣でエネルギー満タン。

 

 

 

目の前は海、背後は山、近くに川がある... そんな田舎で育った。

典型的な日本の田舎、といって良いかな。

 

 

 

大好きな遊びは沢山あったけど、

特に 「探検」にはまっていた時期を思い出す。

 

 

 

3歳のときには、ばあちゃんと出かけた帰りに ばあちゃんのおんぶを断って

何キロも一人で歩いて帰宅したこと。

 

 

 

近所のおじさんが遊びに来た時、外で遊んでいる私を見て、

    あんこん目は たぎっちょ〜!

(鹿児島弁を標準語訳:あの子の目は燃えている!」

と言っていたこと。

 

 

 

夜も更けて布団の時間が近づいてきた... ウトウトしても、

    エイちゃん 眠くない!!

と大きく目を見開いて 目

眠ることも拒絶したり。

 

 

 

興味旺盛で、どうやら一秒たりとも逃したくなかったようだ。

園児だった私は、思うまま、感じるまま、ありのまま 生きていた。

 

 

 

100%自由奔放では無きにせよ、

小さな頃からエネルギー炸裂。走り回り、飛び回り、元氣の ’氣’ に乗って、

更に’氣’を振りまくっていた。

 

 

 

自分が’氣’をおいたものは、自分にやってくる、

そう信じていた頃でもある。

 

夏祭りで子どもたちに配られたバケツに入ったおもちゃ。

バケツは色とりどりあって、その頃大好きだったピンクが欲しかった。

 

おばちゃんたちが、ただポンポン、と 流れ作業のように渡してゆくバケツ。

ピンクのバケツをじっと見据え、「私はあれが欲しい!あれはわたしのもの」と、

まじないのように 心で念じたことを覚えている。

 

結果ですか?はい、バッチリいただきました〜飛び出すハート

 

うん、わかってた!と、その出来事を不思議とも思わず、そういうものだと感じていた。

 

 

 

 

何がどうなって、この野生児えりが普通っぽいえりになっていったのか・・・?

そして、目が醒めたのか・・・

 

 

 

きっと、これを読んでいるあなたさん、そして多くの皆さんと同じように

 

 

 

義務教育の仕組み、そして、

社会の一員として”正しい”人間になるための

トレーニングの果て・・・自分を矯正してきた

 

 

 

 

矯正で思い出すのは 「歯・・・」

 

 

ちょっと話が飛ぶが、

私は、石野真子みたいな八重歯があった。

(昭和の人は、石野真子ご存知でしょう〜 八重歯がチャームポイントの)

当時日本では、八重歯がキュートだという社会の認識で私の八重歯は褒められた

そして、チャームポイントとして、2本堂々と前歯に君臨していた。

 

 

 

ある日、母親が「小柳ルミ子も八重歯取ったから、あんたも取ろうか!?」と、

”なんで小柳ルミ子が取ったら私も取るのよ・・・??”と心でつぶやき、

「え〜 嫌だ〜!」と言い張ると、断念した母親

 

ちょっと困ったように去っていった・・・

よかったあ〜 ’危ないところだった・・・’ 

 

 

 

 

今だから思うこと

 

1.有名人(テレビ)は正しいと思うのは平均的な日本人ということ。

  そして平均的な私の母親。(ちょっとすごいツッコミ来たりするけれど・・・)

 

2.犬歯は歯の中でも一番に大事ってくらい大事だから、あのときの私の野生の勘は

  正しい。 取らなくて正解だった!

 

3.余談:アメリカでは、不揃いの歯並びはよろしく無いからと、多くの子供達が歯

  の矯正させられる。(中・高校生が一番多いかな・・・)

 

実は大人の私も6年ほど前に矯正体験した。

 

2年半くらいのバトルは、また後日お話したい。その時、犬歯が大事だから抜くのは他の歯だと学んだ。矯正のために4本も抜歯・・・涙

 

 

そんなアメリカで、大学に留学中のコロラドでの出来事。ゴシック系の女の子(黒一色に身を包み、口紅もマニキュアも黒・・・という ”コスプレかい?” みたいな種族)が私を見て・・・

 

 

” Is that real...?  ”と聞いてきた。 そう、私の八重歯を見つめていた

リアルも何も、気づいたらこうなんだけど〜と心で思い、

 

” Y...e...s...・・・・・・・・・” と答えると

 

 

 

”WOW!!! That's SO COOL~!!!! Can I see that...?"

 

 

と、見ず知らずのアメリカ人に八重歯を褒められた!

見せてくれとまで言っている... !

 

 

 

’えっ〜見せるの!? ’ と 小パニック。

 

なんとも嬉しいけど複雑な気持ちで、口を ”い〜〜っと”して見せる。

’変なの歯についてないよね・・・’ と、気もそぞろに・・・

 

 

ゴシック系ティーンはフェイクの牙を歯につけて、バンパイア気分を楽しむ子たちもいることが、後でわかった。(何十年も前の話で、今はどうだかわからないけど)

 

しかし・・・

 

 

       見る人によって、良し悪しは違う。

         全く評価が違う

 

私は、大切なことに氣がついたのだった・・・

 

2話につづく...

 

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