僕は基本、全てのお客様を、先輩経営者として尊敬しています。
中国の広州で講演した時に出合った藤川社長もその1人です。
藤川社長の会社のオフィシャルサイト(当社制作)
http://www.i-pack-solution.asia
藤川社長と打ち合わせしていると、いつも思うのですが
戦略の発想が、いつもお客様の利益優先なんですよ。
当たり前の事と言ってしまえばそれまでですが、
藤川社長の先義後利の感覚が、極めて自然体なんです。
無理が感じられないんです。
その秘密が昨日わかりました。
藤川社長のお爺さんが、近江商人だったんです。
そうです。
華僑やユダヤに匹敵する日本古来の商法とは、
ふとんの西川産業や、高島屋を初めとした
売り手よし
買い手よし
世間よし
三方よしで有名な近江商人の商法です。
近江の国は、今の滋賀県ですが、
本州のど真ん中に位置する近江の商人たちは
特に江戸時代に全国に渡り、
政治、経済の面で重要な役割を果たすこととなります。
当時、寂れた漁師町の江戸に流された家康が、
江戸の都市建設する際に、近江商人を大量に連れて行ったと
言われています。
企業研修でよく使われる有名な江戸しぐさも
彼らが創ったのかもしれません。
http://tinyurl.com/mqmko6q
この近江商人の商法、華僑やユダヤ商法との共通点があります。
「国を離れて、他所で商売をしていた」 という点です。
つまり「ヨソ者」として、その土地に受け入れられる
必要があったということです。
自分に先んじて、先ずは相手の利を考えるという姿勢は
必然だったのでしょう。
近江商人の豪商、松井久左右衛門は、こんなことを語っています。
「ただ商品を届けるだけでなく、情報も届けている
この情報が、お客様の生活に大いに役に立つ」
「商品をお届けするのは、仏の意思によって代行しているのだから
暴利をむさぼったり、質の悪い商品を偽って売るようなことは
できない」
奇しくも藤川社長は、日本を離れ、中国とベトナムを拠点として
グローバルに活躍されています。
DNAは脈々と受け継がれていますね。
(ちなみに僕は漁師の血を引いています)
カバンやバックに関する、製造、検品、販売のお悩みは
是非、彼にご相談ください。
http://www.i-pack-solution.asia
一部の国とは外交の問題を抱えているとは言え、
日本人が世界中で好かれている理由は
この近江商人の心得のお陰かも知れません・・・・・