ビジネス名刺プランナー&言霊マーケッターの中野貴史です。
今回は、初体験した海外講演で得た、中国の情報をお届けします。
●先ずは香港・・・・・
facebookも普通に繋がるし、中国本土に入る際はイミグレーションを
通らないといけないし、返還されたとは言え、ここはある意味、
中国じゃないですね。
洗練された大都市でした。
空港もバカでかい!羽田以上かも・・・
ホテルも高い!
以前、上海に行った時は、ホテルの水道水が濁ってましたが
香港の水はクリアです。
なんでもイギリス統治時代に、上流から専用のパイプを引いている
ので、海沿いの香港の方が、中国本土よりも新鮮な水が飲めます。
とにかく生活環境が全く違うので、本土で妊娠した妊婦さんは
生まれる直前に香港に旅行に来て、わざわざここで産む方も
いるらしい。
日本製の家電や日本車も多く見かけました。
基本、香港は親日のようです。
あと、目についたのは、看板やポスター等の広告メディアの
レベルの高さですね。
東京以上に、動画の広告を町中で沢山見かけました。
香港でも講演の参加者は50名弱。
テーマは「名刺営業の極意」
超大物経営者の方も沢山いらっしゃって重圧感じましたが、
中盤以降、場に慣れてノリノリで話していたら、アンパンマンの歌の
説明のくだりで、戦争の話をしてしまい、慌ててフォロー入れました。
講演自体は好評だったようで、持参した書籍はほとんど
売り切れてしまいました。
業務提携の打診もいただいております。
●次は深セン・・・・・
深センには、香港からタクシーと地下鉄を乗り継いで
夜中に到着したのですが、夜の雰囲気が全然違います。
タクシーやホテルの呼び込み、物乞いの人がしつこく寄ってきます。
呼び込みのタクシーは近距離客は相手にせず、値段も2~3倍の価格を
ふっかけてきます。
ちょっと油断ならない空気です・・・
男の夜の一人歩きが危険とまでは感じませんでしたが
女性の夜の一人歩きは、ちょっと注意したほうがいいかもしれません。
深センは元々は小さな漁師町で、都市としての歴史は僅か30年ほどで
急激な都市化による労働力の確保のための、地方都市からの出稼ぎ
労働者が住民の多くを占めているそうです。
スリなどの軽犯罪は多いようですが、こういう背景も理由の1つかも
しれません。
食事に関しては港町だけあって新鮮な魚介類が安くて美味い!
華強北という電気街(秋葉原みたいなところ)では、電子部品や
パソコンのパーツ、怪しいソフト、電化製品が目白押し。
ダイソン風の家電や、日本じゃありえない形状の携帯電話など
激安で売ってました。かなり楽しめます。
深センでも「名刺営業の極意」講演をたっぷり2時間、ワーク付きで
やらせていただきました。
プロフィール作成のワークで、中国の方が、尊敬する人の欄に書いた
答えは「毛沢東」 現地では鉄板の回答です!
こちらでも好評で、独特の進化を遂げた日本の名刺文化と
僕のオリジナルの名刺営業メソッドは海外でも通用すると確信。
言霊名刺や言霊チラシ制作のご依頼をいただきました。
●最後は広州・・・・・
深センから広州への移動は、事故で埋められて有名になった新幹線。
事故後はスピードをかなり落として運行しているようですが、
スピードの問題でなく、システムの問題のような気がする・・・
ちなみにグリーン車は先頭車両と最後尾の車両。
つまり埋められたのは、グリーン車の乗客です。
広州は上海、北京につぐ大都市で、日本の企業の進出も多く
日本人も沢山住んでいるようです。
広州で「名刺営業の極意」講演を行いましたが、少人数だったので、
ミーティング形式にしました。皆さんやり手の方ばかりなので、
活発な意見交換ができ、楽しかった。ここでも言霊名刺や会社案内
制作のご依頼をいただきました。
●中国の情報統制について・・・・・
中国国内では、基本的にfacebookやYouTubeなどはアクセスできなく
なってますが、実際はVPNサービスを経由すればアクセス可能です。
VPNサービスは無料のものを含めて、沢山あるようですが
いくつか例をあげると以下のものがあります。
つながるもん 無料
http://tsunagarumon.com/
どこでもVPN
http://dokodemo-vpn.com/mobi-01top.html
中国の新聞、中華日報は、新聞名と日付け意外の内容は
信じてはいけない・・・なんて冗談があるほどで、中国の方も
しっかり情報収集されていて、世界における中国の立場も
把握されているようです。
●中国進出について・・・・・
生産拠点や労働力確保としては、物価や賃金の上昇に伴い
旬は過ぎています。(繊維系はバングラディシュなどに移行)
とは言え、販売市場としてはこれからがチャンスです。
とくに僕たちのような素人は、まだまだ拡大傾向にある
日本人コミュニティーに向けたビジネスが現実的です。
その際は、何と言っても「人脈」が必要ですが、
中国では安易に人を信じるなが鉄則です。
だからこそ、尚更現地での人脈が貴重です。
信頼出来る中国人のパートナーを持っている
信頼出来る中国在住の日本人のパートナーを得る。
これが目標ですね。
ちなみに今回の中国講演は深セン在住の梅山さんからの
お声掛けで実現し、現地もいろいろアテンドしていただきました。
梅山さんのサイト
http://www.chusho-shinshutu.com/index.html
梅山さん、本当にありがとうございました。
お陰様で一生忘れられない貴重な体験を得ました。
各地の講演で御世話になった和僑会さんのサイト
香港和僑会 http://www.wa-kyo.org/
広州で御世話になった中国茶のマイスター
大たかさんのサイトはこちら
http://www.chineselife.net/
●中国関連のお奨め書籍
深センで御世話になった熨斗さんや、佐伯さんが取材されている
アジアで活躍する女性の取材本
アジアで花咲け! なでしこたち
たかぎなおこが海外の働き女子に出会う旅
http://tinyurl.com/9rc4gve
中国人との「関係」のつくりかた
http://tinyurl.com/8wrs7pz
●まとめ
アジアへのビジネス進出がちょっとしたブームになっていますが
生半可な気持ちではとても無理だと感じました。
右肩下がりの日本経済に、夢を無くして気落ちしている方は
是非、現地で活躍されている日本人起業家の皆さんの逞しい
姿を見にいかれることをお奨めします。
現在の中国での価値観の最優先は「お金」だそうです。
日本のバブルの頃に、活気や勢いも似てるかもしれません。
日本との小さなギャップは沢山感じました。
でもレストランでのサービスは、意外に悪くなかった。
中国もさらに洗練されれば、もっと「心」や「志」の
意識が高まってくるんじゃないでしょうか?
なっと言っても儒教の国だし、同じアジア人だし
なにより同じ人間です。
そんな関係性を早くから築いてくれているのが
現地で活躍する日本人の皆さんです。
そんな彼らの逞しさに敬意の念も感じた旅でした。
ちなみに今回の中国講演が実現した経緯は
震災→急遽、帰阪→神戸の親戚との交流復活→一緒にフィリピン旅行
→メルマガで報告→メルマガを読んだ深センの梅山さんから打診
つまり、始まりは震災という逆境でした。
いつも自立塾で話している、「逆境はチャンスに繋がっている」
ということを、改めて感じた次第です・・・・・
素晴らしい経験をさせていただいた中国で御世話になった
全ての方に、心から感謝しております。
中野貴史 拝
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