30年ぶりに見た母校の野球部。残念ながらかなり弱くなってましたが、
それは良いとして、気になったのは試合をしていた両チームの監督さんの
指導です。
僕らの時代のような、体罰は無かったですが、試合中に大声で怒鳴るのは
同じでした。
ただ気になったのは、その怒鳴っている言葉の内容です。
「おいおい、またファーボールか?」
って、そんな事言ったら余計萎縮するやないですか・・・
「落ち着け、落ち着け言うとるやろが~!」
って、余計に緊張させてどうすんのよ。
結果、投手はボールを置きに行って痛打。
野手は躊躇してエラー。
事態はどんどん悪くなります。
欠点を克服するより、長所を磨いて輝かせた方が結果は出やすい。
これは子育ても、会社の人材育成も、スポーツのコーチングも同じです。
個々の特製を見極め、個人の個性が生きるよう、適材適所に
配置しすることで、個人の承認欲求、所属の欲求が満たされます。
欲求が満たされた個人は、自尊心が育まれ、自信をもって自発的に
考え、行動しだします。
自尊心を持った「個」は、他人にも優しくできるようになり、
今度は「集団」そのものが強くなります。
そして小さな成功体験を積み重ねた「個」は、やがて自立し
自立した「個」を要する「集団」は、自発的に成長を繰り返します。
これを普段から徹底的に行えば、本番での指導者の役割は、
個々を信じて、「個」の力を引き出してあげる「言葉」をかけてあげる
だけでOKです。
僕は怒鳴ることや体罰を、全面的に否定するつもりはありません。
体験者として、そこから得た事もあるからです。
でも、自分がやられて嫌だったことは、人にはしたくないし、
今なら、もっと良い方法があると知ってます。
僕は名刺屋さんと思われることが多いですが、今は起業研修や自立塾など、
人材育成の仕事をやっている時間が、最近は一番多くなっています。
僕を自立させてくれた言霊名刺の制作プロセスを応用しているんです。
しかめっ面や、落ち込んでいる顔の人達が、徐々に笑顔に変わって行く
様子を見守ることで、僕自身が多くを学び、楽しんでいます。
チームがピンチの時でも、メンバー個々の能力を信じて、ニコニコ笑って
いられる指導者を目指したいですね。
依存状態=「あなた」が決める「あなた」のパラダイム
自立状態=「わたし」が決める「わたし」のパラダイム
相互依存状態=「わたし」が決める「わたしたち」のパラダイム
byスティーブン・コヴィー博士
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