けふは、年賀状に取組ませて戴くのみにして、一日だけ休養日に當てやうと思つてゐる。
 そして、今囘の今年最後の京都三上邸での御報告をさせて戴きます。
 ◇ ◇ ◇
 一昨日は、京都三上邸で令和五年度『先代舊事本紀勉強會』に於ける『詠歌本紀勉強會』今年最後の勉強會を行はせて戴いた。
 毎月、富山、滋賀からの参加して下さつてゐる坂下さん、中村さんは日本海側の大雪と年末の多忙によつて參加できず、他にも體調不良で參加豫定の方が來れなくなつてしまはれたので八人程の參加者で行はれた。
 先日も内容については、御紹介したが「豐受大神」と「外宮鎭坐由來」についてを學びあつたが、參加者の皆様からは概ね評判は良かつたやうに感じさせて戴いた。
 きのふは、歸京前に大徳寺へ連れて行つてもらつた。此處は、一休禪師、千利休に所縁のある古刹といふ事で獨特の形式のお寺であつた。
 ただ、ピロリ菌の藥治療を終へたばかりのせいか、お腹の具合が惡く、下痢がだいぶ酷くなつてしまつた爲に何度かトイレに行かざるを得なかつたので、大徳寺で茶の湯を振る舞つて戴きつつ庭園を眺めたのであるが集中できずに終つてしまつた。
 今年の傳承文化研究所行事も、殘す所大晦日の「大祓行事」のみになつた。
 まあ、けふのみゆつくり身體を休養させて大晦日の「大祓行事」に向ひたいと思つてゐる。