けふの皇后樣の御歌 
 




*皇太子殿下立太子礼




 
御題 立太子礼奉祝御題 春 平成三年 
 
赤玉の緒(を)さへ光りて日嗣(ひつぎ)なる
  皇子(みこ)とし立たす春をことほぐ
 

 
《歌意》
 豊玉比賣の詠はれた「赤い寶玉」は、
 緒に通せば、その緒ですら光輝くと言はれてゐますが、
 けふ日嗣皇子(ひつぎのみこ)(皇太子)として、
 其處に立たれた姿は、當に赤玉に光輝いてゐます。
 そんなこの春を祝ひませう。
 

 


*皇太子殿下加冠の儀






*今上陛下と皇太子殿下の「百人一首かるた」
 詠み手は皇后樣