息子、恥ずかしながら4歳を過ぎても哺乳瓶が手放せませんでした。
中身は粉ミルクではなく、温めた牛乳。
赤ちゃんの時からミルクが精神安定剤で、卒乳した後も入眠時と朝起きた時、そして何か嫌なことがあった時などに飲みたがります。
ピークの頃は保育園から帰宅してすぐ3本、寝る前に2本、夜中に1本、起きてから2本、とかあったなあ。
1本200㏄くらいだから、1リットル以上をぺろりと飲んでいたことになります。
スーパーに買い物に行くたび、牛乳を2本3本買う日々。ストックが1本しかないと足りない。
いつまで飲むんだろうと思いつつ、まあ虫歯にはなってないし、いずれ自分からやめるって言い出すまで飲ませるか、と思っていました。
ところが、保育園の先生にまだ哺乳瓶を使っていることがばれちゃった。
(多分娘が言った)
先生はやめさせた方がいい派。虫歯が心配とのこと。
それで私もいろいろ調べて、歯並びへの悪影響もあるそうだし、卒業するか!と決めました。
それが11月上旬のこと。
息子と話し合い、一応ミルクは卒業するということで合意したものの、毎日朝晩欠かさず飲んでいたものをそう簡単にはやめられない。
寝起きはまあ、ちょっと特別なチョコレートをあげてみたり大好きな仮面ライダーエグゼイドを見せたりしてごまかせるけど、寝るときはそうもいかず、泣きわめいてじたばた暴れて大変。
私も、今まで好きなだけ飲ませていたのに急にダメって言うのも親の勝手だよね…なんて気持ちがあって、つい根負けして飲ませてしまったりしました。
それで、息子と再度話し合い、「あと何回飲んだらおしまいにするか」を決めてもらいました。
15回、というので15個マスを作り、シールを貼っていく式にして、「飲んだ時のシール」と「我慢できた時のシール」を一緒に買いに行きました(そのあとで「やっぱり18回」というので18回になりました)。
我慢できた時シールは息子があっというまにあちこちに貼ってしまって買ったその日に残りが3枚くらいになり、飲んだ時シールは(残りが減っていくのが嫌だったのか)息子が貼りたがらなかったのであまり効果はなかったんだけどw
ミルクを飲むたびカウントダウンし、ついに残り0回になったのが12月上旬。
最後の1回を飲み終えたとき、哺乳瓶に向かってお世話になったお礼を言って目に触れないところにしまいました。
時間をかけておしまいにしたから納得したかな、もう我慢できるかな…と思いきや、やっぱり無理。
特に夜寝るときは泣くわ喚くわ暴れるわで大変…
でも日に日にその時間は短くなり、
3日ほどして泣かずに寝られるようになり、
「ミルク」と口にすることもほとんどなくなり、
ついに、やっと、卒業できました。
保育園の先生も、ミルクを飲まなかった日は部屋のカレンダーに手裏剣のシールを貼って応援してくださいました。
スーパーに行っても牛乳を買わない日があるようになりました。
今でもちょっと飲みたくなっちゃう日はあるけど、グラスについだ牛乳をストローで飲んだりしてしのいでいます。
今年はおむつとミルクを卒業できた年でした。
お兄ちゃんになったね。