今朝、珍しくアーニャを相手に大声を出してしまった。

きっかけは些細なことで、娘がどうしても服を着たくないと言い張ったのが原因。
最初はおむつ替えも拒否していたけれど、それは夫がうまくなだめて交換し、ズボンもはかせてくれた。
でも、上は着たくないらしい。
2、3着用意して「お花柄とハート、どっちがいい?」とか「ほらこれ可愛いよ~」と乗せようとしてみたのだけれど、断固拒否。
頭からかぶせても脱いでしまう。

少し時間をおこう、と一旦諦め、20分くらいしてから再度着せたけどやはり着たがらずに脱ぎ捨てる。
こちらも少々腹を立て、時間もないので無理矢理袖を通させて着せたら、ずーっと大声で泣き喚く。

全く、何がそんなに嫌なのよ…

この時点ではむかっ腹を立てていたものの、どちらかというとウンザリした気分の方が強かった。
でも、嫌がって脱ごうともがいている娘に「そんなに嫌なら脱げばいいでしょッ」と言って脱がせたら自分の中で火が付いてしまったらしく、私の剣幕に驚いて(怯えて?)わんわん泣く娘に「もう脱いだんだからいいでしょ!」と大声を上げ、脱がせた服を放り投げた上、泣きながら抱きついて来ようとする娘に「何よ!脱ぎたかったんでしょ!」と邪険にしてしまった。

頭の一部は冷静で、「あーあ、必要以上に怒ってるよ私…」「アーニャかわいそうに」という意識はあったので、ほどなく怒りを静めて抱きついて来るアーニャをぎゅっと抱きしめ、「大きな声を出してごめんね」「アーニャが嫌いになったんじゃないんだよ」「感情的になっちゃったね、ごめんね」と謝った。
抱っこしてなだめたら、アーニャもすぐに泣き止んだ。

お母さんが大きい声出して怒るから不安になっちゃったんだね。ごめんね。


車に乗せる頃には家の前を走る車を見て「あ、おっきいブーブー」なんて言ってたからけろっとしてるのかと思ったけど、チャイルドシートに座らせてから服を着せたらおとなしくかぶり、自分で袖を通して「できたよ」と言ってアピールしてきたので(普段はいちいち言わない)、思うところはあったのでしょう。

職場に向かって運転しながら「あれは叱ったんじゃなくて感情的に怒ってただけだったなあ」と反省しきり。
大声を出すと自分で思っている以上に感情がエスカレートしてしまうことがわかりました…。
気をつけよう。