寿丸改良後の初釣行は鱈釣り
愛艇『寿丸』を遊漁船&遊覧語り部船のために改良を施しました。
改良は環境にやさしく燃費を向上するために、2サイクルから4サイクルの船外機に乗せ換えと、船首でも操船できるように2操作システムの改良です。
お客さんを乗船させる前に、改良の確認と操船に慣れるために、釣り仲間3人を誘っての釣行でした。
ターゲットは冬場に産卵のために浅場に寄ってくる鱈(タラ)です。
鱈釣りの釣果は!?
気仙沼の波路上漁港から出港し、船外機の慣らし運転しながら、約30分かけてタラ釣りのポイントへ。
水深約90~110mのポイントでの釣行です。
魚探の反応はベイト(小魚)を含めてイマイチ・・・。
それでも、第一投から数十分経過した時点で友人に丸々太った鱈が釣れました。
一匹目! いるぞ~♪
その後、ポツポツと大小のタラ、50cmクラスの黒ソイなどが釣れ、私にもずっしりと重い鱈がかかりました!
根がかりか!?と思う程の重さながら魚の反応が混じりながら上がってきます。
重くて巻き上げるのに一苦労で筋肉痛になりました(笑)。
10kg程の重さの鱈が私にも来ました♪
釣果は78cm筆頭に大小6匹の鱈を釣り上げ、デカソイ、アイナメ(ネウ)も混じり、改良後の初釣行としてはまずまずでした。
最大78cmの鱈
改良後の初釣行の釣果
浅場のタラ釣りはジギング釣り❕
『寿丸』の釣りは一本釣り漁の漁師経験と、初心者でも釣れる可能性が高いエサ釣りをメインに案内しますが、浅場のタラ釣りに関してはジギングの方が釣れる確率が高いようです。
以前にもジギングでタラを釣った経験がありますが、今回はこれからのお客さんを考えてエサ釣りをしようと、なじみの釣具屋に行ってエサ釣りの胴付き仕掛けを購入しようとしたところ、店主から、
『ジギングの方が絶対釣れるから!』
この一言でエサ釣りは止めて、安いジグ(200g)とタコベイト付き針を購入しての釣行でした。
購入した仕掛け(ジグの重さは200g)
釣り仲間の一人はエサ釣り(切り身)の胴付き仕掛けでの釣行でしたが、鱈を釣り上げることはありませんでした・・・。
鱈は大食漢でどう猛なので、死んだエサ(魚)より、まるで生きている様に動くジグに条件反射的に食いつくんだろうな~。
との感想です。
寒さを我慢すれば大物が!?
鱈もそうですが、これから春先にかけて、産卵のために浅場に寄ってきたアイナメ(ネウ)やカレイが体力を回復しようと荒食いのタイミングになります。
特にアイナメは荒食いによって脂が増し、春先には活魚で一升瓶クラスの大物を水揚げすると、4,000円/kg程の高級魚に変貌しますし、アイナメ特有の強い引きにハマってしまいます(笑)。
まだまだ寒いですが、防寒対策を施し、この寒さの中、船釣りに出掛ければ、大物の魚に出会う可能が非常に高いですので、是非、トライしてみてください。