先週幕張メッセで開催していた第6回建設・測量生産性向上展【CSPI-EXPO2024】にて面識のある岡山の蜂谷工業さんが出展されており、ご招待いただいたので顔を出した。
従来の3⼈作業から1⼈作業に削減し、作業時間を約90%短縮することで橋梁耐震補強⼯事の⽣産性を⾶躍的に向上させることが可能という「削孔Palette(削孔管理IoTシステム)」という技術で出展されていてたのだが、私は以前詳しい話を聞いていて当社の工事でも活用できそうだと関心を持っている。
技術パンフレットは以下。
削孔Palette商品パンフレット | 岡山の総合建設業 蜂谷工業株式会社 (hachiyakogyo.co.jp)
加えて面白かったのが、以下の販促グッズ。
「削孔Paletteカレー」である。なんとレトルトカレーなのだ。建設技術の販促にカレーとは意表をついたアイデアである。既成概念にないこの発想は大の好みだ。
「広まれカレー」というネーミングも秀逸。
そして以下が裏面。
以下アップ画像を添えるが、それぞれの箇所の文言がいちいち面白い。
技術の紹介。
「召し上がり方」にはこんな文面。
「おいしさが1.2倍増し」という微妙な感じや、「依存症に注意!」という言葉がとてもいい。
さらに遊び心が。
原材料名の「製作者の熱い想い」ってのが面白い。「製品を食べ終わった後に」以降が特にいいアイデアだと思う。
アレルギー表記まである。
そして辛さランクならぬ、感動ランク。笑ってしまうではないか!
やられた感を覚えながら、当社もこれくらい思い切った発想で何か作りたいと思ってしまう自分がいる。
気になって中身を出してみたところ、さすがにこちらは手を加えてなかったが、レストラン仕様の本格カレーであるところがまたよいではないか!!
完敗!
展示会というと一方的に技術を紹介しがちだが、こうした遊び心を添えるだけで印象が変わるという見事な事例であろう。