恒例の阿武隈川沿いの散歩をしていると、河川敷にいつもと違う光景が。
木と木の間に車と、半円の何ものかがある。
あの黄色いのはそう、テントである。
河原にテント、ということだけで好感を持った。
30余年前、日本中を徒歩で旅した経験を思い出す。その際の宿泊方法で一番多かったのが、河原にテントであった。
私有地ではないので使いやすいのと、平らな場所が多いのと、夜は人が来ないことが多い、ということが理由といえるだろう。
目の前で水が流れていたり、周りの自然が濃いのもよいのだ。
私の場合は、雨をしのぐために橋の下にテントを張ることが多かった。
ただしよいことばかりではなく、いわゆる不良グループが集まってきて怖い目にあったり、夜に増水して急遽移動するはめになったり、いろんな経験をしたことを思い出す。
橋の上から大きな石を投げつけられるという、一歩間違えば重傷を負うような事件もあった。
橋の下の恐怖体験 | 寿建設 社長ブログ (ameblo.jp)
当時の写真。色は違うがやはり半円の小さなテント。
毎日2~30km歩いていたので体脂肪がない20代前半の私。
最近車中泊キャンプが流行っていると聞くが、自分が経験しているからこそ「やっぱりテント!」といいたい。
久し振りにやってみるかな。