川面に映るトラス橋 | 寿建設 社長ブログ

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朝、阿武隈川に架かる橋を散歩中、川岸に真夏の気候だというのに白鳥らしき姿を発見したので、スマートフォンの拡大モードで写真を撮ったらビニール袋であった。

まさに「幽霊の正体見たり枯れ尾花」。

 

がっかりしたのだが、よく見るとその写真が別の意味でよかった。

川面のさざ波に併設されたトラス橋が不思議な絵で映っている。

パソコンで加工したかのうようだが、リアルだとより美しく見える。

 

トラス橋の説明については、日本橋梁建設協会HPより抜粋する。

◆トラス橋の原理◆

 三角形は三つの辺の長さが決まると形が決まり、安定した構造が得られます。柱と梁で出来た四角形の中に筋交いを入れ、三角形の組み合わせにすることで丈夫になります。 

 この構造をトラス構造と呼び、このトラス構造を組み合わせて造る橋をトラス橋と呼びます。実際に用いられているトラス構造には部材の組み方によって色々な種類がありますが、その多くは考案した人の名前がつけられています(ワーレントラス、プラットトラス、ハウトラス等・図参照)。  トラス構造は軽くて丈夫なため、支間の比較的大きな橋に用いられますが、橋以外でも建物の柱や屋根、鉄塔等、様々な建造物に用いられています。代表的なものには東京タワーがあります。

https://www.jasbc.or.jp/routepress21st/rp21st-08-01.php

 

ちょっと別の箇所から全体像も撮影。

「トラス美」とでもいおうか。

トンネル屋がだんだん橋マニアにもなりつつあることを実感する昨今である。