トンネル内の舗装【知ってる?トンネル】 | 寿建設 社長ブログ

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担当して制作に関わった、トンネル工事の「あるある」や「豆知識」を短いアニメにした「知ってる?トンネル」。

 

この中で取り上げたトンネルの情報を時々少し詳しく紹介したい。

最初が以下の情報。

 

ラストの説明にあるとおり、一般の道路がアスファルト舗装(黒っぽい)であるのに対し、トンネルの中はコンクリート舗装であることが多い。

ご覧のように、見るとトンネルに入るところから色がくっきり変わっている。

理由はいくつかあるのだが、一つ目にコンクリート舗装はアスファルト舗装より価格が高い分だけ、耐久性があることが挙げられる。

一般の道路に比べトンネル内は規制などがしにくく、舗装がしょっちゅう傷むようだと補修作業に手間もコストもかかるため、初期費用はかかるけれど耐久性が優れているコンクリート舗装にしているということのようだ。

高速道路の料金所も同様の理由でコンクリート舗装が採用されている。

このことを知ると、こう車で通過する際に車内で響く音が少し変わるのに気づくかもしれない。

 

また、コンクリートだと色が白っぽいので暗いトンネルの中で視認性がよくなることも理由の一つのようだ。

トンネルの側壁に白いペンキを塗ったり、タイルを貼っているのをご覧になったことがあると思うが、少しでも中が見えやすくなって安全に運転出来るようにという配慮である。

一概に道路の舗装といっても、条件などによって使い分けがされているのである。

 

こんなトンネル豆知識を連続して紹介したアニメ、よかったらご覧ください。

合言葉は、「知ってる~?トンネル~!」