JR三原駅のレアな立ち食いうどん「浜吉」のきつねうどん | 火水のブログ

JR三原駅のレアな立ち食いうどん「浜吉」のきつねうどん

今回は小ネタ。

 

しょちゅう行くのだが入ったことがない、あるのは知ってる。
なくなってしまってからでは遅いのでここに上げておく。

 

ワタシは呉線を使ってよく竹原に行く。
車窓は日本でも10指に入ると思うくらいの美しさ。
特に安芸幸崎越えて忠海に行く途中の瀬戸内海と呉線がぴったり併走するポイントは快晴ならばメチャメチャ迫力もあるし、珍しくも美しいと思う。
余談。

 

その呉線だが、これがまぁ、使い勝手の悪い路線で、電車は滅多に来ないわ、雨が降ったらすぐ遅れるわで、実に使いにくい。
しかし車窓がええから乗るんだが、実はこの三原駅の呉線ホームの西端に小さいながら立ち食いうどんの店があるのだ。


 

 

・浜吉:きつねうどん410円

 

ほら、この人の居なさっぷりってハンパないでしょ???
新幹線こだまが泊まるわりには冴えない駅で町なんだよなー、三原って。
食べ物はタコが有名、あと今ではどこにでもある「八天堂」も駅から3分くらいの所に本店がある。
タコだけじゃなく、海の幸がとても美味しくリーズナブルでいただける割烹もある。
何度も泊まってるのでな、ワタシがけなしてるのは好きの裏返しなのさ。

 

 

この「浜吉」って仕事が終わって帰る頃には開いてないんだわ、ってんで確認してみたら営業時間10時~15時。
うーん、この時間帯に三原の駅で過ごす人が何人居るのか…。
ワタシが行ったのは11時くらいやったか、当然人は居ません。

 

 

意を決して(たいそうな)店内に入ってみると、中に券売機が。
どう見てもお客さんは来なさそうで、店員さんは1人、券売機が必要とは思えんのだが、何せこの頃物騒なので、こんなんでもあった方が安全なのか。
さー、何食べようかな、うどんかそばかというと、そりゃうどんやな。
本当はかけで十分なんだが、一応実力を知るには天ぷらよりきつねやな。
肉はワタシ的には高すぎる、ここで490円使うんなら普通の店で後200円出して定食食べる。
駅弁もやってるみたいで、980円~1200円まであるみたいやが、タコとか穴子とか入ってんのかな。

 

 

さて食券を渡して待つこと3分、出てきたきつねうどんがこちら。
油揚げ2枚にネギ多め、蒲鉾1枚、驚くような物は何もないな(笑)。

 

 

では麺から食べてみよう、ぞぞぞ~~~、うん、冷凍麺ならではのタピオカのコシがある!!!
ハズレないねぇ、冷凍は。
お出汁は業務用の昆布の味が出たもんで、決して不味くはない、そもそも美味いとか不味いとか言うべきモンじゃない。
このシチュエーションで食べることに味があるのだ。
「オレは今、三原駅の呉線のホームの立ち食いうどんで食べてるんだぞ」ってなね。

 

よう分からんが、1日20人はお客さん来ないと思うな。
なので急ぎ食べて上げなければいかん。
いや、実は最近忠海から船で行く大久野島が外国人観光客に人気なので、そっち向けで繁盛してるのかもしれん。
いずれにせよ立ち食い受難時代に三原駅で食べたというのは貴重。
しかもこんなに分かりにくいレアな店で。

 

 

ちゅーことで、日本全国駅うどん巡りしてる方は、なるべく早めに行った方が良いと思うよ、三原駅。
ちなみにウチの沿線では阪急電車今津線の仁川駅の「阪急そば」はいつの間にか閉まってたからね。
何が起こるか分からんさ。