岡山市中央卸売市場「食堂 備前」の海鮮丼
またずいぶん古い話になるが、先月早々のGWに、相変わらずお気に入りになってる岡山に行って来た。
市内に泊まるのって実は久しぶり、駅前に巨大イ○ンが出来て、市内の人の流れも大きく変わったんじゃないの???
駅前は呑みに行くくらいしかないので、影響はワタシには全くないんだが。
岡山と言えばB級グルメの宝庫であるんだが、どうにもマイナー感が拭えん。
その辺はあらかた食べ尽くし、市内のセルフうどんも大概行ったので、今回は新規開拓で調べてたら引っかかった所があったので行ってみた。
・食堂 備前:海鮮丼1100円
岡山市中心部を流れる旭川って川を南下したら児島湾って所に行き着くんだが、その辺にある岡山の胃袋を賄うであろう、巨大市場が岡山市中央卸売市場。
そこの食堂街が「ふくふく通り」と名付けられており、いろいろ美味しい物を食べさせてくれるらしい。
卸売市場内なので変な物は出すまい、ということで暑いくらいの連休初日に行ってみた。
到着時間は11時頃、何やかんやで3時間弱掛かったか、岡山市内が混んでたな。
市場マップを入手してたが、食堂街はメインが一本あるだけなので、そないに悩むことはない。
やっぱ市場ってことなので魚食べたいじゃん。
この店のもちょっと西の外れにド派手な看板で「雑誌・TVでおなじみの」的な店があったんだが、ワタシの好みではないのでこちらの「食堂」に決めた。
メニューこんなの。
基本的に魚ががメインで、天ぷらとかもやってるが、その他コロッケやミンチカツにチキンカツ、焼肉にトンカツに肉うどんもやっとる。
がらっと入って入口右手にこのサンプルを見て、お店のモヒカンのお兄さんに注文するシステム。
先客さん2組は焼き魚とかの定食を食べてたが、なかなかのおかずのボリュームであった。
時間が中途半端やったからか、土曜日やったからか知らんが、この店だけじゃなくて、全体的に人が少なかった。
GWなのでもっと賑やかかと思ってたので少し肩透かし。
それともやはり穴場で人気も少ないのかいな。
厨房は奥まってて見れんかったんだが、おそらく一人でやっておられるのか、10分は待った、腹減った腹減った海鮮丼がドーンと来た。
おおお、メチャメチャ仰山載っかってるんですけど!!!
マグロにカニに甘エビに穴子にサーモンにホタルイカにウニにイカにイクラに鯖にシャコに赤貝にハマチ、隠れてるけど厚焼き玉子も二切れあって何とも豪勢な!!!
わさび醤油を回しかけて食べる、何から食べて良いのか分からんが、まずはあったら食べにくいのでカニから食べ始める。
そしてマグロとご飯、おお、ご飯は酢飯であったか。
ワタシは少量のおかずで大量のご飯が食べれる人間なので、もっと酢飯を盛ってもらいたかったが、それだとこの魚介が載らんわな、ちっっっ。
はうー、皆が市場で海鮮丼を喜んで食べる理由が何となく分かったような気がする。
新鮮なお魚はそれだけで満足やわな。
しかも1100円というこのボリュームでリーズナブルなのも頼もしい。
1500円じゃよう食べんもんな、まさに「食堂」。
昭和の雰囲気の残ったワタシの好きなタイプにドンピシャなお店であった。
卸売市場ネタまだ続く。