颯爽と茨城から、ディファ有明に乗り込んだ、我々。

誰もが、漢字の「漢」と書いて「おとこ」と呼ぶに相応しい

WIZARD MMA GYM[ウィザード・エムエムエー・ジム]の面々。

(適当なうえに 表現おおげさ。JAR○が黙ってないレベル)

 

さ、さささ。軽く悪ふざけな枕を済ませたところで、

グラチャン観戦記の後編へ話を進めるかと思えば、これもまた、さにあらず。

 

間幕[かんまく]。つまりは前編と後編を繋ぐインターバルとして、

会場周辺にまつわる、短い思い出話でもしましょうか。

 

ディファ有明の道路を挟んだ向かい側にも、

馴染み深い素晴らしき会場がありますね。

そう、有明コロシアム。

距離感は異なるけれど、比率として、ディファとコロシアムの有明2会場は、

後楽園ホールと日本武道館の関係性に近いんじゃないかと思ってまっする。

 

有明コロシアム って聞いて、まず心に浮かぶのは、

やっぱ、後楽園ホール、札幌中島体育センターに続く、

新生(第二次)UWF の旗揚げ3戦目となるビッグマッチよねー。

シュートボクシングとの合同興行だったって記憶してる。

週プロの増刊号で書いてあった、と思う。

 

そのセミで、山ちゃんこと山崎一夫が、当時のライバルと

良き攻防を展開した後、まるで、さらに昔へさかのぼった

全女みたいな抑え込みスリーカウントのフォール勝ちっていう

奇策中の奇策で髙田延彦を下し、UWFの概念に

一石を投じたような記憶があるんだけど……。違ったっけ?

 

まぁなにせ、プロレス&格闘技ヒストリーとしては、

遥か古[いにしえ]、1988年のトピックスゆえ、

ちぃとばかり間違ってても、(ノーマン)スマイリーで許してちょ。

(黒い藤原の異名をとったノーマン・スマイリーの

 ネタなんて、ほとんどの人が わかんないよっ!)

 

メインは、“格闘王”前田日明 vs “喧嘩屋”ジェラルド・ゴルドー。

再三のピンチを凌いだアキラ兄さんが、終盤しつこく狙った裏アキレス腱固めで

辛酸の劇的勝利を飾る、ってな結末だった……よね、確か。

 

その大会が、28年前の今日、8月13日なのデス!

なので、「今日は何の日?」的に、

無理からで『間幕』とかにして話題を放り込んだ次第。

はは、我ながら小賢しい構成っぷりでありましたとさ。

 

最後に有明コロシアム ネタをワンモアだってばよ。

ディファ有明にオフィスを構える プロレスリング・ノア。

最初のビッグマッチと言える大会会場が、これも曖昧だけど

有明コロシアムだった気がするんだよね。(そういう実績を重ねて、

ノアは約1年後に日本武道館への進出を果たした、って記憶してる)

 

で、その大会名が『GREAT VOYAGE』

[グレート・ボヤージュ ※訳すと、偉大な航海]。

 

ただ、kotobuki は、今も昔の若かりし頃も、現代国語以外は

そんなに頭が良くないもんで、数少ない友人に

「ねぇねぇ、ボヤゲ って、どういう意味?」

って訊いて、その友人が呼吸困難になる程、大爆笑された苦々しい思い出がある。

いろいろ曖昧な今回の回顧コラムだったけど、この記憶だけは100%確実。

 

さぁ、最後に『珍遊記』のガンスばりにコケますよー。

せーのっ……ズコーッ!(やれやれ、またこのオチかよ)