お疲れ様です。
店長の田村です
今回の経験した衝撃の事件は
『ゴト師確保』です。
当時は4号機全盛の時代。
「初代吉宗」で体感器を使ったゴト師との攻防戦が全国各地で繰り広げられていた中、自店にもゴト師がやってきました。
体感器とは、メトロノームのように設定した一定間隔で信号を出したり振動したりといったことで、タイミングを教える機械です。
アナログでは狙うのは不可能なコンマ数秒の大当りのタイミングに合わせるほどの精度で初めて効力を発揮するものです。
昔の機械は、ざっくり言うと1~99の数字のあるルーレットで例えるならば、1がBIGボーナスだとすると、3・4・5が子役(ベル)で98がチェリーというような感じで、子役の固まっているところを狙い打つことで飛躍的に大当り確率を上げることができました。
ザックリ過ぎて怒られそうですが、、、、
また、スタートはいつも1からみたいな感じだったので、一度場所がわかれば常に同じ場所を狙い撃つことができました。
この攻略法により、一気に広まったのが、初代CRモンスターハウスだったと思います。
この攻略によって無限連荘打法なるものまで登場し、軍団で押しかけてくるなんて時代も20年以上前にはありました。
今は、パチンコ・スロット共に対策が取られていて、毎回スタートする位置が変わるので、狙えないようになっています。
そんな体感器をスロットで流行らせたのが「初代吉宗」になります。
パチンコの大当り抽選はスタートに玉が入ったタイミングで行っているので、狙うにはスキルが伴いました。
しかし、スロットはレバーを叩いた瞬間に抽選をしているので、レバーを叩くタイミングにスキルは必要ありません。
一言でいえば、「簡単にできる」ということです。
手法としては、レバーに透明の糸を括り付け、足に隠した体感器に連動させ、その振動のタイミングをレバーに伝えることで、大当りの周期を狙い撃つというものでした。
なので、レバーは自動で叩かれるので、ゴト師は叩いている素振りをしてカモフラージュするのが定番でした。
怪しいと感じたら後ろに張り付いてレバーを叩いているかどうかを確認するのが一番発見しやすい予防策でした。
そんな体感器ゴトを発見し捕まえることになるのですが、
前置きが長~くなり過ぎたので、
続きは次回にしたいと思います。