恋愛がどうもうまく進展していかない時、ついつい神頼みとか占いに行ってしまいます。
私が信頼している占い師さんがいて、

その方から私の吉日に吉方位に祐気取りに行くと、素敵な出会いがあり、結婚できるかもしれないという、おいしすぎる話を聞き、さっそく実行をしに江ノ島へ。

ところが、指定された吉日は雨。

それでも、「天気は味方をしてくれるかもしれない。これは私の運命!」とかなんとかよくわからない理由をつけ、自分を奮い立たせ無理やり決行。

ところが、駅に到着すると、祐気取りどころか江ノ島の島に辿りつく前に挫折してしまいそうな、台風並みの豪雨。

しかも、祐気取りは砂浜などに素足で、ある一定時間滞在しないとその土地の気が得られないらしく、この天気ではあきらかに実行できない。
ここは潔く引き返し、あらためて出直すことに。

友人にこの無駄足の話をしたら

「あの豪雨の中、ことぶきが砂浜にいなくてよかった。

豪雨の中、靴脱いで裸足で砂浜にいたら、完璧に思いつめて海に入っていっちゃう人だと思われていたよ。

でも、それで助けてくれる人がいてそれが運命の人だったかもしれないかもねぇ」と言われ、

チャンスを自ら逃したことを後悔。


でも、逃してしまったかもしれないものは仕方がないと気を取り直し、後日、再チャレンジ。

その日は私の背中を後押しし、先日の豪雨を詫びるような快晴。


なのに、なのに、江ノ島神社で引いたおみくじは見事、“凶”。

ちょっと話が出来過ぎです。

「あぁ、神様に嫌われちゃってるなぁ」とか思いながら、過去の体験を思い出した。


私、お賽銭を入れるのがどうも苦手なんです。

輪投げとかけっこうできるほうだと思うんですけど。

1回目は中禅寺湖の神社で、70センチメートルくらい先のお賽銭箱にお賽銭を入れようとしたら届かずあえなく地面に撃沈。
そして、2回目は縁結びでも有名な京都の地主神社。

恋占いの石なんかもあったり、神社そのものの装飾も妙に気合いが入りまくっていたり、少々おどろおどろしいくらい。

そこへ8割のピュアな気持ちと2割の邪念を抱きながらお参りに。
一度、お賽銭に失敗したという過去があるため、お賽銭を投げる時にはなぜか非常にドキドキしてしまう。

毎回、お賽銭の度にお賽銭を手前に落とさないようにイメトレをするようにしています。

そして、いつも通りにイメトレを行い、投げた!
「うわぁぁぁぁ!」
思わず声を出してしまいました。

普通、当たらないでしょ(笑)っていう、お賽銭箱のお金が入っていく隙間をつくる棒のところに、

ご縁をつないでくれるはずの5円玉が当たって跳ね返り、

お賽銭箱の角ギリギリのところにかろうじて踏みとどまっていた。
その5円玉をお賽銭箱の中に入れ直し、お参り完了。


後々よく考えれば考えるほど、何かが引っ掛かる。

「これって受取り拒否!?」としか思えなくなってきた。
仮に、私が神様にしたお賽銭をバレンタインのチョコレートに例えてみる。
好きな人にチョコを渡そうとして受取りを拒否されたのに、

それでも引き下がらずに、無理やり相手の手にチョコを持たせて走って帰ってきた。

ベタなドラマでやっているあの光景となんら変わらないではないか。


やっぱり後味が悪い。


そんな私に友人が言った言葉が今回のひと言。



ムラサキ薔薇今回のひと言ムラサキ薔薇


「大丈夫。神様の数よりも男の数のほうが多いから」



ピンク薔薇ピンク薔薇人気ブログランキングへ ピンク薔薇ピンク薔薇  

↑なんだか共感できる!と思っていただけたらクリックをお願いします。