開幕から大草原をダッシュで駆け下りる千明とあおい。あまりの非現実感になんとなく(これって誰かが見ている夢なんじゃ…)と思ってしまいました。

 

ところがどっこい・・・・・・夢じゃありません・・・・・・!現実です・・・・・・!これが現実・・・!

 

まるで夢を見ているかのような非現実的なほど広い草原を駆ける2人を観て、良い意味でこれが現実なんだなぁと思いました。

 

おそらく現存する場所でしょう。行こうと思えば誰でも行けます。

 

 

「しまりんって名字なんだっけ?」「上半分が名字や」の下りがホント好きです。つい文章で「しまりん」と書いているとそれがあだ名で、名字が別にあり感覚に陥ってしまいます笑 フルネームがあだ名っぽいのって珍しいですよね。

 

まだ集合時間まで時間があるので、スイーツを食べに行こうとする2人。鳥羽先生に車を出してもらおうとしますが、もう酒盛りを始めていました。昼間から呑むとはグビ姉の名は伊達じゃないぜ!

 

歩いてスイーツを食べに向かう2人でした。

 

 

しまりんも早めに到着、集合時間は14時のようですが、まだ1時間以上余裕があります。

 

その頃なでしこは姉に車で送ってもらっていました。車内でおにぎり4個を完食…さすがカービィの擬人化…!

 

そして現地に着くなりすぐさましまりんを発見して駆けつけます。「元気なやつが来た」としまりんに言われます。

 

なでしこは本当にしまりんが大好きですね。飼い主と犬みたいな仲良しさが好きです。

 

もしかすると、「しまりんは犬好きだから『犬みたいな性格のなでしこのことが好きになった』のではないか」と仮説を立てておきます。

 

 

千明たちからスイーツを食べてると返事が来て、なでしこはよだれを垂らします。お前さっきおにぎり4個食べたばっかだろ!甘いものは別腹なんでしょうか。

 

お昼を食べたばかりなのにおなかの音が鳴るなでしこ。(腹に猛獣を飼ってやがる)としまりんに思われてしまいます。腹じゃなくて、なでしこ自身が食欲の猛獣の可能性もありますね…

 

そんななでしこのためにしまりんがおやつを作ってくれました。焼いたマシュマロをチョコビスケットに挟んでスモアの完成です。

 

「おもちうにょーん」を思い出すほどマシュマロが伸びていました。

 

なでしこがあまりにもおいしそうに食べるので、しまりんも(相変わらずうまそうに食いやがるぜ)とご満悦な様子でした。餌付けするご主人と餌をおいしそうに食べる犬みたいです。

 

 

この場所を知っていたのはしまりんのおじいちゃんだったようです。流石歴戦の兵士は経験と情報の量が半端ないですね。

 

「キャンプおじいちゃん」と文字にすると「コンピューターおばあちゃん」を思い出してしまうのは私だけでしょうか。

 

あおいのA5ランクの牛肉に期待する2人、なでしこは朝食担当です。楽しみにするようにしまりんに言います。

 

私の予想だとおかゆか雑炊だと思います。安直な発想でしょうか…

 

 

一方千明とあおいペア。薪を買おうとするのですが人力で運ぶには重そうです。先生はもうアルコールが入ってしまっているので、ライダーリンが登場しました。

 

ヘルメットをかぶっているしまりんのお団子ヘアーは一体どうなっているのでしょうか。ペシャンコに潰れてしまっているのでしょうか…

 

夕飯を御馳走になるお礼に薪代はしまりんが出すことにしました。

 

千明が「持ち帰って家宝にさせていただきやす!」と言うと「この後燃やすんだよ」としまりんのツッコミ。随分この2人も仲良くなった感じがします。観ていてほっこりします。

 

しかし、薪の束を3束原付で運ぶのは無理なようで、1つは千明が自力で運ぶこととなりました。

 

 

しまりんがキャンプ場に戻ってきて、なでしこに薪を運ぶのを手伝うように言うと、なでしこは「オーキードーキー!」と了解。なんともアメリカンな返しです。

 

グビ姉はもう酔いつぶれて寝ていました…この酒乱め…

 

風邪を引かないようになでしこがブランケットをかけてあげるのですが、頭まで覆ってしまいます。なんとも不気味です。息苦しそうです。

 

なでしこは肩から上を温めたかったようで、顔の上半分を覆うように帽子と、その上からメガネ… アイエエエエ!メガネ!?メガネナンデ!?

 

グビ姉はシュールな姿にされてしまいました。

 

 

そして面白メッセージ拳の使い手、斎藤さんも到着した様子で「キャンプ場に刺客を差し向けた」ようです。

 

ウサギガニゲテル! じゃなくて、うさぎのような小動物がなでしこ達に向かって走ってきます。

 

正体は斉藤さんの愛犬ちくわでした。うさぎ耳のフードと舌を出してるのがかわいい

 

感動の対面!と思いきやグビ姉のブランケットの中に潜り込んでしまいました。本当に寒いの苦手なんだなぁ…

 

最後にやってきたのは斉藤さんでした。イヤーマフをして防寒対策はバッチリです。

 

ついに5人が揃いました!(視聴者の)念願の大人数キャンプの始まりです!

 

 

斉藤さんがおやつを出すと、それに釣られてちくわが顔を出しました。

 

なでしこにおやつを持たせて全力ダッシュさせます。するとちくわがなでしこ目がけて追いかけます。食うか食われるか弱肉強食のレースの始まりです。

 

 

斉藤さんの4万5000円のダウンシュラフをあおい達がうらやましそうに撫でくり回します。

 

なでしこはまだちくわから逃げているようでした。大したスタミナだなぁ…

 

しまりんのキャンプ装備を見てうらやましがる3人。しまりんもお下がりとはいえ、やはり良い道具を使っていたんですね。

 

なでしこがちくわにおやつを奪われて今度は追いかける側になってます。なぜ追いかける…?

 

千明はここぞとばかりにフライングディスク(FLYINGDOGと書かれてある)を取り出します。

 

お戯れタイムです。みんなで仲良く遊びます。見知らぬ子供たちも交えて遊ぶ様は観ていて和みます。モブかわ

 

 

夕方になりココアを飲むしまりんとその膝に乗るちくわのコンビがかわいいです。

 

グビ姉がようやく目を覚ましました。

 

温かいココアにラム酒を入れるグビ姉、起き抜けの一杯、おいまだ飲む気かよ酒乱

 

今朝私が書いた「にこキャン」の記事に書き忘れたのですが、グビ姉の中の人、伊藤静御前もかなりの酒豪なので、グビ姉の演技に関しては色々と考えたそうです。その割には「おい演技しろ」というコメントが多数見受けられたのですが…

 

見事な赤富士です。「松竹」というコメントで溢れかえりました。

 

 

そして皆のお待ちかねの晩ご飯です。なんとすき焼きをするそうです。私の予想通りでした。斉藤さん以外の3人は驚いていました。

 

あおいがすき焼きを作り始めます。正統派なすき焼きです。

 

千明にスキレットで玉ねぎを炒めるように頼みます。

 

辺りはもう真っ暗です。寒さも一段と増して気温0度になったようです。そこに怪人ブランケットが現れました。

 

今まで2人だった秘密結社ブランケットですが、5人に増員しました。今年の冬コミにこのコスプレをする人が絶対に現れると思います。予言しておきます。

 

秘密結社ブランケット、組織のトップはチクワ将軍だと…!?

 

 

そしてすき焼きが完成しました。見るからにおいしそうです。春菊もちゃんと入っています。

 

リンは溶いた卵にえのきとネギを付けて食べます。肉の味が染み込んでいておいしいらしいです。

 

焼き豆腐もおいしそうに食べます。そしてメインの牛肉、春菊を添えて。

 

お肉を口に入れたしまりんは突如光り出します。グルメアニメみたいな演出です。

 

あまりのおいしさに解説を始め、牛にお礼まで言います。

 

なでしこと千明も喜々としてすき焼きを食べます。

 

あおいは冷静に「黙々と味わうタイプ」(しまりん・斉藤さん)と「全身で表現するタイプ」(千明・なでしこ)をタイプ分けしてました。

 

グビ姉はすき焼きに合う日本酒を忘れたと言って泣いてました。ワロタ

 

 

斉藤さんがクリスマスっぽいものを持ってきたと言いました。

 

そのクリスマスっぽいものとはズバリサンタ服!年末戦士サンタクレンジャー!クリスマスの街中を時給1050円くらいで働いてそうです。

 

ミニツリーとトナカイフードをかぶったちくわでクリスマス感が増しました。

 

しかし千明の「なんか…仕事終えたサンタが打上げしてるみてーだな」と言うと、みんな我に返ったようです。

 

 

すき焼きを食べ終えたと思ったら第二陣が到着しました。

 

あらかじめ炒めておいた玉ねぎにトマトとバジルを投入して炒める。

 

それを鍋に移して煮込めばトマトすき焼きの完成です。あおいなかなかオシャレなものを作りますね。女子力は高そうです。

 

ゆるキャン△には料理下手が出てこないですね。そういう作品は珍しいと思います。

 

トマトすき焼きを食べるしまりんがキラキラしてます。

 

グビ姉はワインを忘れて泣いていました。おそらく赤でしょうね。

 

そしてシメにチーズパスタ!もうなんか最高です!あおいちゃん最高!かわいい!

 

もちろんなでしこはシメもたらふく食べるつもりです。

 

ところがガスが切れてしまいました。グビ姉のバーナーのガスを借りますが、こちらもダメでした…

 

コンロが使えないとなるとシメが食べられなくなるどころか、明日の朝ご飯も作れなくなります。

 

なでしこは意気消沈して倒れてしまいます。

 

そんな時に近くのコンビニで買ってくると言い出すしまりん、イケメンです。

 

泣いてお礼を言うなでしこ。

 

お肉と割下が残っているのをあおいに確認するなでしこ。しまりんにガス2本にチューブ生姜も買ってくるように頼みました。

 

 

原付を走らせるしまりん。ここで回想シーンが入ります。

 

斉藤さんから「リンは1人キャンプの方が好きかもだけど、みんなでやるキャンプは違うジャンルの楽しさがあると思うよ」と言われたことを思い出します。

 

リンはなでしこと出会うまで1人でのキャンプしか経験したことがありませんでした。しかし、「人懐っこく妙に魅力のあるなでしこ」と一緒にキャンプをしていくうちにだんだんと「誰かと過ごすキャンプの楽しさ」に気付いていきます。

 

そしてこのクリスマスキャンプ、しまりんにとって初めての大人数のキャンプです。

 

この作品の主人公はなでしこだと最初は思っていましたが、こうして作品を振り返ってみるとしまりんの変化と成長を感じられるのでしまりんが主人公という考えも成り立つと思います。

 

この2人が親交を深めていくことがゆるキャンの本筋なのでしょう。

 

そしてこの11話、クリキャンを観ていて「ゆゆ式で唯達3人と相川さん達3人が一緒に帰る回」が「なでしこ達がすき焼きを食べるシーン」辺りから頭から離れませんでした。

 

初めはそんなに仲良くなかった人達が少しずつ仲良くなっていき、最終的にはすっかり仲良しになってしまうのは「きらら作品の王道的な展開」なのかもしれませんね。

 

この回は約束された神回でした。「神○○」という表現は俗っぽいので私はあまり使いたくないのですが、この回に関しては「神回」という表現しか思い浮かびませんでした。

 

 

随分長文になってしまいました。内容が濃かった分、文章量も多くなってしまいました。

 

次回は遂に最終回です。この上なく素晴らしいアニメだった分、最終回を観るのは寂しいですが、きっと最後まで視聴者を癒してくれることでしょう。

 

ここまで長文を読んでいただきありがとうございました。