パックの気持ち、分からないでもないです。生まれた時から長い間ガァララとふたりぼっちで、ガァララだけに愛されて生きてきたパック。

 

それをいきなり「みんなでなかよくしよう!」と言われても拒絶したくなる気持ち、分からなくもないのです。

 

パックにとってはガァララはパックだけのものだったのです。それを急にみんなで共有しようと言われても納得いかないでしょう。

 

自分が仕事で必死になって稼いだ1000万円が目の前にあったとします。それを「お金がないからちょうだい」と家族や友人から奪われるようなことなのでしょう。

 

パックはかわいそうな子です。決して責めることはできません。

 

ゆいの夢は「みんなが幸せなプリパラを作ること」、パックも例外ではなく、見過ごすことはできません。

 

 

ガァララとファララのライブで正気を取り戻したパックでしたが、ゆいの言うことに対して拒絶反応が起きてしまい、ゆいの夢を食べようとします。

 

そこで前作の主人公、神アイドルのらぁらが身代わりになります。まどマギや少女終末旅行を彷彿とさせるショッキングなシーンでした。

 

らぁらはゆいの夢、自分の夢を守るため、歌の力で対抗します。

 

その歌が"Make it!"だったので涙が止まりませんでした。初代プリパラの初期から観ていた私にとってこの歌は特別な曲です。

 

らぁらのアカペラだったのも涙腺にくる要因でした。たった1人で巨大な存在に立ち向かうらぁら、3年ちょっと前のアイドルを夢見る少女だった頃に比べて大きく成長したなと実感しました。

 

らぁらの歌でパックの暴走は止まりました。しかし、パックの中でらぁらも眠りについてしまいました。

 

 

もう本当に最終話まで残りわずかです。次回はプリパラオールスターが活躍する様子ですね。

 

プリパラには3年ちょっとの間、笑わされたり、泣かされたりしてきました。

 

本当の本当に終わってしまうのが悲しいです。

 

次回もハンカチを準備して放送を心待ちにしたいと思います。