ビリー兄貴の死の報道から1日以上経った今ですが、未だに彼の死から立ち直れていません。

 

パンツレスリングは私の青春時代の想い出の一部でした。

 

「生きる意味を…失う…!」ほどではありませんが、朝からブルーな気持ちでやる気が起きません。

 

彼に関するツイートや彼の追悼イラストを探して気を紛らわそうとしていました。

 

しかし、大切なのは彼の死と向き合う、悲しみを感じきることなんですよね。

 

 

大切な人や物との別れをグリーフと言います。直訳すれば深い悲しみという意味です。主に死別体験がもたらす悲しみのことです。

 

家族、恋人、ペット、友人、憧れの有名人、そういう人が亡くなった時に感じる深い悲しみがグリーフです。

 

転校、引っ越し、転職などで感じる悲しみもグリーフとして捉えられています。

 

私がたつき監督降板が決定してけものフレンズロスになったのも、少女終末旅行の最終話を読んだ後に感じた気持ちもグリーフです。

 

グリーフって結構身近な存在だと思います。人だけではなく物との別れにも当てはまりますので。

 

 

私はそのグリーフの真っ最中です。そんな私ができることは「悲しみを感じきること」です。

 

これにはそれなりの時間がかかります。数ヶ月、数年、数十年かかる場合もありますし、感じ終わらない場合もあるかと思います。

 

でも、無理に悲しみを抑え込んで気を紛らわそうとするよりも、悲しみを感じた時に素直に悲しみを心の中で認めた方が回復が早いです。

 

大泣きするのもアリです。亡くなった人がアーティストなら、その人の作品を聴いて思いっきり泣けばいいと思います。

 

泣いて過ごす日がしばらく続くかもしれません。しかし、毎日大泣きして悲しみを感じきれた人は回復が早いそうです。

 

必ずしも泣く必要はありません。悲しみの感じ方は人それぞれです。しみじみ感じる人もいれば、顔には出さず心の中で泣く人もいるかと思います。

 

感情を抑える必要はありません。感情を表に出すことが社会の中ではタブーとされていても、自宅など安全な場では感情を露わにしても構わないのです。

 

学校や職場では感情を出せなくても、家に帰ってから感情を好きなように放出すればいいのです。

 

 

私はビリー・ヘリントンの死の悲しみをしっかりと味わい切りたいと思います。どのくらいの時間がかかるか分かりません。

 

でもいつまでも悲しみは滞らないです。悲しみという感情は前に進むためにあります。

 

人生の中で別れは避けて通れないものです。それでも人は生きていくのです。生きていけるのです。

 

私も兄貴の死をしっかり悲しみ、彼の残したものを大切にして生きていきたいと思います。

 

 

 

最後にビリー・ヘリントンのイラストと彼の言葉を記載します。

 

 

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「コンビューターだけの世界に閉じこもっているのではなく、色んな世界に興味を持ってアクティブに行動してみること、それが重要なんだ。お前らはそこが『だらしねぇ』から、もっとがんばれよと言いたいね。」

 

「他人がどういう風に見ているかなんて関係ない。「自分の人生をどう生きるか?」だよね。人が集まれば色んな考えがあるのは当たり前だし、仕方ないね。他人に指図をされて生きている訳じゃなく、自分が生きたいように生きるんだ。」

 

「ニコニコのファンに伝えたいのは、他人や自分を型にはめて決め付けないこと。そして冒険を恐れないこと。チャンスが訪れたら、信念を持って、そしてその信念に対して努力すること。ウジウジしてないで人生を謳歌(おうか)すること。ゲイだろうが、ストレートだろうが、男とか女とか関係ない。楽しもうぜ、それが人生ってもんだろう。歪みねぇ人生を生きようぜ!」

 

 

Rest In Peace