※注意 食前、食後間もない方はこのブログを読む際はご注意ください

 

 

今回は船での生活の厳しさに焦点が当てられていましたね。

 

 

いよいよ船が出航して、南極へと向かいます。

 

取材をしたり、調理場の手伝いをしたりと大人としての扱いを受けます。

 

調理場で女性から「早く船に乗れるように」と言われます。

 

その意味を後々身を持って体感することとなるのです…

 

 

運動は南極観測隊のトレーニングの1つです。船外でランニングを行いましたが、女子高生組は到底ベテラン達には歯が立ちません。

 

船内に戻っても筋トレです。バリバリの体育会系です。普通は海上自衛隊が向かうような場所ですからそれに及ばずとも、厳しい訓練を受けて体力を付けなければ南極ではやっていけないとのことです。

 

夕食も体力を付けるため山盛りです。アスリートにとっては食事もトレーニングです。アスリートではないですけれど。

 

 

食後洗濯をしていると最大の試練が結月を襲います。

 

吐き気です。船に長い間揺られて酔ってしまったのです。

 

4人とも吐き気に悩まされます。船に乗る上での最大の壁は船酔いですね。

 

みんなグロッキーです。会話もままなりません。

 

副隊長から薬飲んでよく寝てご飯を食べることと命じられます。

 

船酔いでの食事なんて地獄のようなものでしょう。私には到底できそうもありません。

 

無理をして食事をしたは良いものの、全部出てしまったようです。これは非常に辛そうです。

 

外に出る機会があっても横になっているのが精一杯です。

 

 

揺れの問題は船酔いだけではありませんでした。

 

なんと波で船が最大50度程まで傾くそうです。遊園地のアトラクション顔負けです。

 

「吠える40度、狂える50度、叫ぶ60度」という言葉があるみたいです。

 

今いる地点には海流を遮る大陸がなく、海流をモロに直撃してしまうそうです。それで揺れが激しくなるらしいです。

 

ジェットコースターのように内臓がフワッと浮くらしいです。恐ろしい…

 

 

夜中にそれが襲ってきました。結月を除いてみんな慌てます。それでも15度くらいの揺れみたいです。

 

(15度でこの描写なら、60度ってどうなるんだ…)と思いながら観ていました。

 

ジェットコースターに乗っているような感覚が続き、寝ることすらままなりません。

 

結月が本当に南極に行けるか心配し始めました。

 

南極に着いても足手まといにしかならないのではと危惧しているようです。

 

自分達は他の観測隊のように強くないと漏らします。

 

しらせは「だったら私達も強くなれば良い!」と強く言います。

 

「なれるんですか?あんな風に」と結月が言うと「頑張るしかないでしょ。他に選択肢はないんだから」と答えます。

 

それに対してキマリは「そうじゃないよ。選択肢はずっとあったよ。でも選んだんだよここを。選んだんだよ自分で」と強く言います。

 

南極に行くなんて夢のまた夢の話で女子高生には無理だと散々馬鹿にされたり心配されたりしてきました。

 

しかし、意志を貫いてみんなここにいます。キマリの言った通り自分で決めてこの船にいるのです。南極へ向かうために。

 

 

部屋の外へ出る4人、みんなして揺れでこけてしまいます。

 

「帰ったら話せるな、観測船ってすごいぞって」と日向が言うと「うん、言う。すごい楽しいって」とキマリが言います。

 

結月に「嘘じゃないですか?」と聞かれ「嘘じゃないよ。この旅が終わった時には絶対にそう思ってるもん」とキマリは言います。

 

キマリのポジティブさには見習いたいものがありますね。

 

結月が外に出てみたいと言うとそれに乗る日向。4人は船外へ向かいました。

 

案の定外は大しけでした。みんな波を体に浴びて笑っていました。

 

 

その日を境に4人はようやく「船に乗れた」ようでした。

 

しかし、陸地に降りたら丘酔いが待っているそうです。女子高生達の苦難は続く…

 

4人が外で海を眺めていると、真っ青で見渡す限り何もない海に小さく白いものが見えました。

 

ついに色んな試練を超えて夢の舞台南極へとたどり着きました。

 

しかし、ここからが本番、命がけの旅の始まりです。

 

 

海上自衛隊や氷砕艦しらせの協力のあり、船内の厳しさをリアルに描写したこの作品はアニメ界の歴史に名を刻むかもしれません。

 

それほど南極に向かうだけでも過酷なものだとは思ってもいませんでした。

 

残り5話となった宇宙よりも遠い場所、5話でどれだけ南極の厳しさ、素晴らしさを描けるのでしょうか。

 

ハラハラドキドキする展開ではありますが、キマリ達ならきっと上手くやれるはず。

 

そう信じてこれからもキマリ達を応援していきたいです。