今回は放送中(もうすぐ最終話)の干物妹!うまるちゃんについて書いていこうと思います。
原作はヤングジャンプに連載されていますが、青年誌に日常系の作品が連載されるのは割と珍しいことだと思います。
増してはアニメ化される程人気が出るのは稀有な存在だと思います。
「うまるちゃん」の見所はうまるのギャップ、その友人達のかわいさ、4人の妹達とその兄達の関係だと思います。
うまるは、外向きモード(勉強もできて運動もできる才色兼備な女の子モード)と自宅モード(わがままで自堕落、お兄ちゃんに甘えっぱなし、頭身が極端に低くなる)とUMRモード(ゲームセンターに行ったり、シルフィンと遊んだりする時の姿、顔半分を隠している)の3つのモードがあります。
僕が好きなのは自宅モードのちっこくてうざったいうまるです。ぐーたらして漫画を読んだり、ゲームをしたり、ハムスターで遊んだり、お菓子やコーラを飲んだりと好き放題している姿を見るとなんか清々しいです。
要は完全に子供モードな訳です。片づけをしなかったり、ゲームばかりしていて兄であるタイヘイに叱られることも多々ありますが、うまるはへこたれません。「えーめんどくさーい。お兄ちゃん片づけといて」みたいに兄を顎で使うことさえします。
そんな態度を見てイライラする人もいるみたいですが、私は面白いなと思います。
いつも家では強気でいるうまるもタイヘイのことが大好きで依存関係にあります。
タイヘイが2週間出張で家を空けた時は、我慢できずに出張に付いて行きました(1日で帰りました)。タイヘイが2週間ぶりに戻ってきた時には、初めは気丈に振る舞っていたものの、声を上げて大泣きしてタイヘイに抱きついていました。
これがうまるらしさなのかもしれません。
3人の友達も負けじとかわいいです。
海老名ちゃんは秋田出身の巨乳美少女で、うまる達と同じアパートに住んでいます。
食べることが大好きで、美味しい物を食べた時ふとした瞬間に方言が出てしまいますが、それがかわいさポイント。
タイヘイの事が大好きで、タイヘイに会うと顔を真っ赤にして頭から湯気を出すのもかわいいです。
なかなかあざとい女の子です。実際にこんな女の子がいたら恋に落ちてしまいそうです。
切絵ちゃんはクールというか、人と話すのが苦手で、あるちょっとした事件がきっかけで周囲からは恐れられていました。
目付きが悪いので勘違いされやすいのですが、とても心優しい女の子なんです。
ずっとうまるに憧れを抱いていて、とある日にうまるの家に訪れて、うまるの本来の姿(自宅モード)を目撃してしまいます。
しかし、自宅での普段のうまるは頭身が圧倒的に低い為、切絵ちゃんはうまるの妹(こまる)だと勘違いしてしまいます。
それからはこまるを師匠と呼んで慕い、一緒にゲームをしたり食事をしたりする仲になりました。
こまるとの交流の甲斐もあって無事にうまるとも友達になることができました。
シルフィンはドイツ出身のハーフで、元々はある理由からうまるをライバル視していましたが、今ではすっかり仲良しです。
兄の影響で日本のアニメやゲームが大好きで、とある格ゲーの大会でうまる(UMRモード)と対決します。うまるを負かしそうになるものの、兄から見られていたのに気付き、それを恥ずかしく思って途中で棄権してしまいました。
それからうまる(UMR)とゲームセンターで再会して、ゲームセンターや駄菓子屋、デパートなどで遊ぶ仲になりました。
シルフィンは目立ちたがり屋で高飛車なところもありますが、根は純粋無垢でとても気さくで優しい女の子です。
4人の女の子の中ではシルフィンが1番好きです。
純粋無垢さゆえに色んな間違った知識を鵜呑みにしてしまうのがかわいらしいし、ちょっと不憫だなとも思います。
UMRをクリスマス会に誘ったり、ポッキーゲームの事を知ってしまって恥ずかしがったりするシルフィンはかわいいです。
かわいい女子高生の笑いあり感動ありの日常をえがく干物妹!うまるちゃん、是非ご覧ください。
うまるちゃんを演じる田中あいみさんの3つのモードの演じ分けは見所です。それぞれの喋り方や声の違いに注目しながら作品を楽しんでみてください。
ここまで長文を読んでくださり、ありがとうございました。