確定申告がギリギリ終わった | 寝ぼけ眼のヴァイオリン 寿弾人kotobuki-hibito

さきほどeTAXの送信ボタンをポチっと押し、確定申告が終わりました。(eTAX、税務署に行かなくていいし、いざというときの添付書類も揃える準備もいらないから、本当に便利なのです)

今年は期限ぎりぎり。

というのも、まったくやる気が起きなかったのです。

もちろんやる気が起きない理由には、大手を振って脱税しても咎められない泥棒国会議員たちのせいもあるのですが・・・・

 

退職してから行っていた毎年の確定申告って、前年の通知表みたいなところがあった。

ずっと投資で成績を上げてきたから、「ああ、こんなに稼いだんだ」というのを実感する、わくわくする瞬間だったわけです。投資で売買を激しくやっていた年とかは、株を買った金額と売った金額がとんでもない額になっていて、よく働いたなあと思ったり、さらにはそれなりに還付金も戻ってきたり。(去年の還付金は17万円だったけど、今年は5万円ちょっと)

 

ところが去年は本当に投資はほぼ活動停止。

狭い賃貸ワンルームのしょぼいあがりと投資した株式の配当くらいで収入がほぼない。

これはあんまり通知表をみたい気分にはなりません。

とはいえ、期限も迫っているのでため息をつきながらやってみました。

 

すごい!投資の利益が赤字だ!

おまけに賃貸収入もいろいろ経費をかけたせいでほぼ収入なし!

すべて売却した暗号資産もあまりに儲けがしょぼすぎて納税する必要がない!(暗号資産の確定申告の計算、複雑すぎる。本当にあれはなんとかならないだろうか?)

 

2017年に早期退職して、これから「無収入生活かあ!」と不安に思っていたものの、退職直後は失業保険給付があったり、お袋がなくなって遺産相続があったり、株式投資でかなりの年収をあげて貯金していたりしていたので、「余裕で生きていけるな!」と思っていたのだけれど、去年は初めて無収入の心細さを感じることになったわけです。

 

収入がないってこんなに心細いことだったんだと改めて思います。でも健康は何よりも大切だから、暮らしの質はそんなに落としたくない。そうすると節約してもある程度の金額は出ていきます。

おまけに腹は決めているとはいえ、投資の含み損は惑星が爆発する勢いで膨らんでいるしねえ。

ちょっと笑ってしまいます。

 

とはいえ、2年後には勤め先だったところの企業年金の支給が始まるし、お金は墓場まで持っていけるわけではないので、普通に節約をしながら、納得のいくところで有効に使っていければいいなあと思います。

 

とはいえ、どんなときにも楽しみはあるもので、いま一番楽しみなのが、今年の国民健康保険税!

こいつには毎年やられてきましたからねえ。

なにしろ去年は80万円もとっていかれました!

今年はかなりの割引になるのではないかな。

それによって年間支出が大幅に変わってきます。

 

まあ、こういう時期があってもいいのではと思っています。

何事も経験なのです。

「今年はお金儲けに目移りせず、小説を書かないといけませんよ」と神様に叱咤激励されている気がするのでした。