出産から4ヶ月が過ぎて「今更」って感じなのですが(^o^;)、ふと「忘れないうちに記録しておこう!」と思ったので、ほんと「今更」ながら詳しい経過を書いておくことにしました。


≪8月3日(金)38週0日≫

11回目の妊婦健診に行く。

ことねはすでに3100g。予定日2週間前にしてこの体重。

このままじゃ巨大児になってしまう!冷

と不安になりました。。


加えて、

「あら・・・もう子宮口が4cmも開いてるよ。こりゃ、いつ生まれてもいいな~。」と言われ、

出産が早く済むようにと、「産道を柔らかくする薬」なるものを注射注射された。


・・・汗

そんなことを言われて、「いよいよかぁ~」と、焦りと不安と期待が入り混じったような気持ちに。。


そんな気持ちの傍ら、「もう生まれる」と言われたことで、それまで「太らないように」と食事に気をつけていた気持ちが緩んで、

もう多少太ってもいいや♪」と思い、

「出産前にカツ食べたい!」

ってことになり、その翌日、景気づけにカツを食べにいきました♪


おかげで一気に500g増量。。。


≪8月6日(月)38週3日≫

「産道を柔らかくする薬」は2日に1回打つとかで、注射だけ打ちに病院へ。


子宮口の開きに変化なし。


先生に、「まだ変化ない?」

と聞かれるが、

「はい、全く。。。汗



「いつ生まれてもおかしくない」なんて言われたから2~3日中には出産か?!なんて思っていたのに変化なし。

緊張の糸が切れてきた。。。


≪8月10日(金)39週0日≫

「子宮口が4cm開いてる」と言われてから1週間8月

相変わらず変化なし。


なんだか生まれそうにないから、この日の健診行くの止めようかな~・・・なんて思っていた。。。

「早くでてこ~い♪」と言いながら、のんきに朝から散歩テクテク


いつも健診は朝一の9時に病院に行ってたんだけど、この日は行かないつもりだったこともあり、11時過ぎに病院病院へ到着。

ちょっと混んでいたので、1時間近く待って12時頃に診察してもらえた。


Dr:「どう?陣痛こない?」


私:「・・・・はい~・・・来ないんですよね~汗


いつもどおり健診の後に内診。


Dr:「おぉ目?!8cm開いてるよ!今日生まれるよ。夕方までには生まれるよ。なんで今日に限って早く来ないの~。早く来てれば昼には生まれてたのに。」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

聞いてみました。


私:「全然痛くないんですが、私、鈍感なんでしょうか?」


Dr:「まあ、痛みに鈍い人もいるからね。」



病室へ移動して30分くらいNSTで陣痛を測って入院決定となりました。


時計12時半。

旦那と母に「今日生まれるって~」と連絡する。


時計13時。

昼食食事が出る。おいしくいただく♪

このときはまだ軽~く子宮の収縮を感じるくらい。


時計13時半。


人工破膜するので分娩室に移動してくださ~い。


破くのか?


パンッって音しますが、痛くないので心配しないでくださいね~。


たしかに痛くない。

一気に羊水が流れ出し、ちょっとお腹がへっ込んだ。

「お、へっこんだ~♪」とのんきな私。


それでも陣痛が弱かったので、今度は、


ちょっと陣痛が弱いので促進剤入れますね~。


人工破膜に促進剤点滴に、一日で急に色んなことが・・・。

もうまな板の上の鯉金魚状態です。されるがまま。


今考えると、なんで人工破膜したんだろ???

すでに子宮口が8cmも開いてるのに破水もしてないし陣痛も弱かったからなんだろうな~、きっと。


時計14時。

さすが促進剤。ソッコー陣痛がやってきました。

しかもいきなり3分おき位の陣痛が・・・。

3日前に講習を受けたラマーズ法で、「ヒッヒッフーーー、ヒッヒッフーーー。


時計15時半。

旦那到着。間に合った!

このときはすでに1分おきの陣痛。

呼吸は「ヒッヒッフゥ~~~ンッ」でいきみ逃し。


時計16時。

子宮口全開大!分娩室へ移動!

陣痛の波に合わせていきむんだが、「いきむ方向」がいまいちつかめない。。。

助産婦さんに「そっちじゃないよ、こっちね、こっち」と言われるが、必死にいきむだけでどこに力を入れたらいいのかわからず無我夢中。


このときの私の顔は紫色アワワしてたらしい(旦那談)


分娩室に入っていきむこと1時間弱。


時計16時55分

ついにことね誕生ですクラッカー

3542g。

そりゃなかなか出てこないわけだ。

頭がちょっとおっきくてつかえてたみたい。


旦那も立ち会って頑張りました。

これが、いつもどおり9時に健診に行ってたら旦那はたぶん立ち会えなかった。

この日に限っていつもより遅く病院に行ったのも、旦那が間に合うようにっていうことねの力だったのかしら?



出産の感想は。。。


痛い痛いとは聞いていたが、たしかに痛い。


でも、「生む」時の痛みなんてのは、わけがわからない最中だし一瞬でもあるのでよく覚えていない。


むしろ、定期的に押し寄せる陣痛の方が辛い。

会陰切開したあとの傷口を縫う時の方が痛い。

縫ったあとのホッチキスを外すときの方が痛い。


出産は、「痛かった」って言葉だけで、どんな感じだったのかは思い出せないというのが本音。


これが出産の不思議ってやつかね。


初産なのに分娩時間3時間という安産でことねを出産。

陣痛から出産まで、一度も「痛いぃ~ガビーン!」とか「ぎゃーぎゃー」とか「あー怒」とか「うー泣く**」とか叫ばなかった私。

『声を出すと力が逃げるから声を出さないように』というマニュアルを忠実に守り、先生や助産婦さんに「痛みに強いね~♪」「我慢強いね~♪」と褒められまくりの初めての出産でした。