それが例え、障害児の息子でも。
というような世の中の正論を、障害児の親の前で言っちゃうのが、綿先生の講演会の魅力です(笑)
実際は『子どもの時に思ったこと』という事でしたが
言われてみれば、それが普通の感覚だわ。
あーー耳が痛い(←息子じゃないけどやってそう 笑)
このまま親子が共依存していると、親80歳子ども50歳で、刃物沙汰という事件が当たり前にあるそうです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180718/19/kotobkky/f1/ca/j/o3840216014231428499.jpg?caw=800)
障害児を産んだということが分かったとき、私は将来が真っ暗になりました。
この子の為に、自分の一生をかけなくてはいけない!
ということが、一瞬で脳裏に浮かんだのです。
兄弟児がいる家庭は、兄弟児への負担なんかも考えちゃうと思います。
あーー考えたくない。
先に死ねない。
とりあえず何かあった時のためにお金をたくさん残さなきゃ!!
綿先生が笑い飛ばしてお話する親の典型的な感じが私です、はい。
でも、考えたくなくても、生きてる限り将来はやってくるし
こんな制度があるんだ、こんな方法があるんだ、こんな選択肢があるんだ。
という勉強をしておくだけでも、気持ちは軽くなりました。
綿先生の講演会を聞いたあとは、心が晴れやかです。
なーーんだ。
障害児の将来を差別していたのは、親である自分たちなんだ、と呟いてしまいました。
綿先生の生い立ちは、それはそれは、会場のみんながざわつきました。
娘たった1人が障害児である私なんかとは、同じ当事者家族と、とても言えない状態です。
福祉の制度を内側からも外側からも知ってる綿先生は
お受験のように、将来困らないような勉強の仕方を、あちこちの方向から教えてくださいました。
これで参加費2000円は、やばい位安いのでは…(もっと取っても良かったんじゃ…笑)
綿先生の講演会は、レジュメ資料だけでは伝わりません。
レジュメ通りには、話は進んでませんし(笑)
あーーほんと、ドラベ家族全員に聞いて欲しかった。
0歳で診断されたばかりのドラベの家族にも、聞いて欲しかった。
先の見えない未来、将来への不安。
健常児でも障害児でも、病気があってもなくても
これ聞いたら、同じだわーーと軽くなります。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180718/19/kotobkky/7c/cf/j/o1080108014231428740.jpg?caw=800)
ことぶきは、ボランティアさんと、ホワイトボードと、えーちゃんのおかげで
楽しく過ごすことが出来ました。
障害児の将来や、親亡きあと…どう考えても重たい内容なのに
会場では笑い声がたくさんありました。
ことぶきの将来のために、私がするべきことは
お金を貯めることでも、ことぶきより長生きすることでもなく
健常児でも、障害児でも、健康でも、病気があっても
親は子どものためにすることは、同じということです。
参加出来て、本当に良かったです。
『トレセンがあるから、滋賀県は福祉が充実している』
18歳の私が滋賀県に住んでるときに、聞いた話ですが
何十年後の今、本当の意味でそのシステムを理解出来るようになるなんて…笑
ネットにも本にも載っていない、リアルな現場での生の情報も
とても勉強になりました。
ま、とりあえずはグループホーム作ろって感じになりそうです(笑)
関西ドラベの皆さん、数年後、声をかけたら手を挙げてねーー。
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