高校の単位を国外で! (EduTravle for Credit)

 

My grade-10 daughter will go to Sri Lanka to obtain a credit for Biology, participating in a summer program of EduTravel for Credit.

 

スリランカで生物サファリの単位

 

北米の高校では、日本と違って、1日4時限ずつ半年、稀に高校によっては1年で単位を取ります。まるで日本の大学みたいですね。ただし、日本と全く違って、1日4時限ずつ毎日同じ科目の授業を受けます。たとえば、今、娘は10年生(日本の高1)で、コンピュータ・サイエンス、音楽、数学、英語の授業をひたすら毎日受けています。期末試験は半年または1年に一度のみです。日本の中学や高校で年に5回も受けた中間・期末テストは何だったんだろう、と思ってしまいます。

 

さらに、日本の高校と大幅に違うのは、北米の高校にはサマースクールがあることです。以前は高校のサマースクールといえば、成績不良や落第した生徒が受けるものが主流でした。そういった従来型サマースクールは今でももちろんありますが、近年では単位先取り型のものが増えてきました。

 

単位先取り型サマースクール受講のメリットは、

・短期集中できる=毎日一つの科目を朝から夕方まで受けて3週間ほどで単位を取る

・先取りするので、12年生(日本の高3)では空いた時間に他の好きな科目を取るか、アルバイトをする

ことです。北米の高校は車通学もアルバイトも自由で、毎日高校は2時過ぎに終わり、すでに15歳でアルバイトをしている子もいます。

 

その上、単位先取り型サマースクールにはインターネットのものもあります。これだと、

毎日学校に通う必要がなく、自宅で単位が取れます。

 

さらに、国外で実施するサマースクールまであるのを、つい最近発見しました。EduTravel for Creditといわれるもので、カナダ・オンタリオ州の全高校生が対象です。二人でざっとウェブページの案内を見て、娘は理系に興味があるので、フィジーで生物か、スリランカで生物サファリのEduTravelに参加しようかと考えています。他には、カナダの歴史をフランスで、体育の単位をフロリダで、など、理系、社会、英語、フランス語、宗教のツアーまであります。

 

ただし、フィジーで生物か、スリランカで生物サファリの費用は高い!5900カナダドル、つまり60万円近くかかります。でも、一生に高校の時にしか行けない国外スタディツアーですし、ぜひ行かせてやりたいです。私の本業である翻訳の仕事は定年制がなく、健康でさえあれば何歳になってもできます。ますます仕事に励む意気込みがでてきました!