First think what your dream really is. Then, make friends who will help you make your dream come true. Do what you can and want to do with your friends until your dream comes true. Never give up!

皆さんはどんな夢を持っていますか。

私の夢はアメリカの大学院で取った博士号を生かして、大学で教えること、そして老年社会学の研究をすることです。

大学で教えるという夢はすでに昨年叶いました。京都の某私立大学で講師をしている友人を通じて教授に履歴書等を渡してもらい、現役大学生や大学院生、教授陣を前に講義しました。その経験を基に、母校の国立大学院でも現役大学生や大学院生、教授を前に講義する機会をいただきました。実際に住んでいるのはカナダなので、日本の大学でずっと講義するわけにはいかないので、日本の大学に勤務する気はありませんし、大学で教えるという夢は日本ではそれで十分叶ったわけです。

次は老年社会学研究の夢です。老年社会学研究をするには、質問紙調査の場合、調査許可、調査の対象者(質問紙に回答してくれる中高年者)、研究資金(質問紙印刷代やインセンティブ〔調査謝礼品〕費)、データ解析ソフトSPSSが必要です。大学か研究所に勤務すれば、これらの研究必需品が何の問題もなく入手できますが、他の場所に勤務していればそうはいきません。では、どうするか。
調査許可:公的機関に科学研究費を申請することで公の調査許可を得るか、またはその勤務先そのものの企業内アンケート調査という形をとる。
調査対象者:勤務先を通じて得る。
研究資金:科学研究費申請または私費。
SPSS:何十万円もするので私費での購入には相当な勇気が必要。幼稚園から大学を対象とした教育者割引を利用すると数万円($344.98+税)。
重要なのは、上記の方法では強大な協力者が必要なことです。私の場合、日本の国立大学院の元修士論文担当教官との共同研究という形で、私が作成した調査票を元担当教官が吟味してくださっています。

こうしてまずは研究を実施し、その結果を基に学術論文執筆や学会発表を続けていけば、やがて大学の方からぜひとも、と声がかかることも期待できます。

やる気、行動力、強大な協力者、資金、そして決して諦めないこと。夢はやがて叶います。