My daughter was excited to have a set of chalk pastels given from her secret Santa at her school.. However, her secret Santa gave her oil pastels, so I became her Santa.
もうすぐクリスマスですね。クリスマスといえばプレゼント。幼稚園の頃、欲しい物をお願いすれば、翌朝、枕元にあったので、サンタさんは本当にいる、と信じていました。ところが、小学校にあがり、12月のある日、登校班の上級生からプレゼントをくれるサンタは実は他ならぬ自分の親だ、と現実を知らされたのでした。このことを思い出すたび、私にも純粋な頃があったんだなぁ、と懐かしくなります。
さて、こちら北米では、クリスマス前に買い物をしてレジでサイフを出そうとすると、さっと見知らぬ男性が何人分もの支払いを済ませてくれ、その様子がテレビのニュースや番組で紹介されることがあります。その男性は大金持ちで、庶民の味方。シークレットサンタと呼ばれます。
娘のカナダ現地校で、12月18日(木)に、各生徒が互いにシークレットサンタになるというイベントが行われることになりました。各生徒が欲しい物を書いた紙を互いに事前にくじ引きし、自分が引いた紙に書いてある品物を5ドルから10ドルの範囲で買っておき、その日にもってくるのです。誰が何を欲しいか書く紙には名前は書きませんが、筆跡でわかってしまったそうです。これではシークレットサンタでも何でもありませんが(笑)。
7年生の娘はサンティという男の子にプレゼントをあげることになりました。その男の子はキャンディやチョコレートが欲しいと紙に書いたので、私の勤めるミシガンの日本語補習校に娘を連れて行き(娘は自習)、放課後、一緒にお店に買いに行きました。お店は、私の生徒がマカロンを売っているところとして教えてくれたトレーダージョーズ(Trader Joe's)です。このお店はオリジナル商品を取り扱っていて、チョコレート、キャンディ、マカロン、ティラミスを買いましたが、どれもなかなかおいしそうです。
一方、絵を描くのが趣味の娘が欲しかったのは、チョークパステル。娘の書いた紙を引いたのはパーラという、何かと豪華なものをプレゼントしたりするので知られている女の子です。娘はどんな豪華なチョークパステルが手に入るのか、とわくわくしていました。
ところが、18日、30人弱のクラスメートのうち5人がプレゼントを持ってくるのを忘れてしまいました。そのため、シークレットサンタの日は19日に持ち越されたのでした。12月19日(金)はカナダ現地校の今年最後の登校日。担任の先生は、前日の夜も当日の朝もリマインダーメールを生徒と親に送信して全員がプレゼントを持ってくるようにと呼びかけました。
19日、娘が豪華そうな木製の画材入れを持って帰宅しました。開けてみると、油性絵の具、絵筆などと一緒にパステルが入っていました。ところが、それはチョークパステルではなくオイルパステルの方でした。このようなセットは娘はとっくの昔に日本の祖母から送ってもらって持っているため、がっかりしていました。
結局、私が娘のサンタとなりました。只より高いものはなし、とはこのことでしょうか。