This September, my daughter became a grade 7 student. Her French immersion school has a variety of teachers from former Miss Canada to not so reliable math teacher.


娘はこの9月から7年生になりました。カナダでは91日はレーバーデー(労働者の日)という祝日で、その翌日から新学年が始まります。また、カナダでは幼稚園年中組・年長組から8年生までが小学校、9年生から12年生が高校となっていますが、7年生からは日本の中学校と同様に教科担任制です。


娘のフランス語の先生は20歳代で、何と2012年のミスカナダだそうです。2012 Miss Canadaでググると、Jaclyn Miles先生の画像 が見られます。ミス日本なら即モデルコースを歩むと思いがちですが、カナダでは知的な職業に就く元ミスもいるのがすごいですね。そういえば、同じオンタリオ州ロンドン市の市バスの運転手が目も覚めるほど若くてハンサムだったので驚いたことがあります。


日本と北米の学校の大きな違いは教室と教科書です。日本では中学、高校は先生の方が各担当クラスの教室を移動して授業をしますが、北米では生徒の方が各教科の先生のいる教室に移動します。また、教科書がある教科は小学校からずっと算数や数学ぐらいのもので、しかも昔の日本の百科事典のように分厚くて重いです。そのため、6年生までは算数の教科書は各教室に生徒の人数分だけ置いてあり、生徒は宿題が出た日だけ家に持って帰ります。他の教科は先生の用意するプリントで学習します。そのため、どの教科も日本と違って予習ができません。


7年生になったら、数学は授業がある日には毎回宿題が出ます。ところが、数学の先生の教室には生徒の人数分しか教科書が置いていないため、宿題をするために教科書を持って帰ることはもうできません。そこで、生徒は各自の学校のホームページから担当の先生のページに行き、宿題ページを表示してそれを見ながら宿題に取り組みます。その上、娘を担当する数学の先生は新しい単元に入ると、授業でビデオを見せるそうです。


数学だけで言えば、何だか娘は学校に通って先生と対面で通信制の授業を受けているような感じです。先日はたまたま家のインターネットの不具合のためホットスポットである図書館に娘を連れて行き、ネットにアクセスして宿題に取り組ませようとしたところ、宿題ページが表示されず、次に娘を友達の家まで連れて行って、他の家でも表示不可なのか確認しに行ったりして大変でした。宿題ページにアクセスならずあくせく・・・(笑)。翌日、先生が宿題ページをアップロードし忘れたと言っていたとか。カナダの学校って進んでいるというのか、何というのか・・・。