In Canada despite cool summer days, it is natural that male 6 or higher graders bring their own eau de cologne "axe".


米国では613日までにほとんどの学校が夏休みに入りました。16日からはサマースクールで教えています。2ヶ月以上の長い夏休み中、北米の子どもたちは、勉強、スポーツ、キャンプ、家族旅行と、学校以外の様々な場所で思い思いに過ごします。


こちらカナダは626日が終業日なので、うちの娘もあともう少し学校に通います。京都に住んでいた頃は、まず鬱陶しい梅雨で気分がめいりましたが、こっちの6月は梅雨がないので、さわやかですよ。また、京都では、梅雨が明けたら、今度はクーラーの効いた家を一歩出て歩き出した途端、背中にじわーっと汗が出るあのうだるような暑さや、夜にどこからともなく来る蚊にうんざりしたものですが、こちらはうだるような暑さも蚊も少ないです。家は断熱材入りの厚い壁に覆われている上、上階と地下という構造なので、夏は家に入るだけで涼しいし、地下にいけばクーラーもいらず、経済的です。


カナダの夏がどれぐらいさらっとしていて涼しいかというと、ハンカチがいりません。汗をかかないほど涼しいのです。その上、公共施設やお店のトイレには、洗った手を乾かすのに必ずペーパータオルか温風設備が備え付けられているので、カナダに来てハンカチを持って出かけたことがありません。


さて、近頃、カナダ現地校に通う小6の娘が

「男子がアックスを学校に持ってくるの。」

と言うので、は?斧を持ってくる?なんじゃそれ、と思って聞いたら、アックスというのはax(斧)ではなく、axe(発音は同じ)という名の男子専用デオドラントだとか。主に体育の時間の後に着けるらしいのですが、中には体育の時間がなくても持ってきている男子がいるそうです。もちろん、女子は女子専用デオドラントを持ってきます(うちの娘は持っていませんが)。


カナダの夏は日本と違って運動さえしなければ汗ばまないのに、カナダの子どもは進んでるというかオシャレというか・・・・・・。