藁半紙のにおいのような 太陽のにおい含んだ家具たちが幸せだったと教えてくれる 放っぽらかしにしておいた、 重い本棚や机などが新居にやってきた。 数か月見てないだけなのに、なんだかとても懐かしく 引きだしをあけると鄙びたようなにおいがしてさ。 それがまたなんだか良くて。 うん、わたしはいつも幸せだったなって思うんだ。