新撰21 | オトナラシノクニ

オトナラシノクニ

2014、タイトル変えてみました。

新年の抱負みたいものです。
最近遠のいてしまった「音鳴らし/馴らし」といっこうに近づかない「大人らし」の願望を込めて。

「ノクニ」は「退くに」と変換できる逃げ道です。

箸休めになれば幸いです。


ことばのくに

先週注文して届いた『新撰21』、大事に大事に読んでます。


オビより


~21世紀にデビューしたU-40世代21人による鮮しい成果の集成

  いま、1人100句を携えて、現代俳句の大海原へと漕ぎ出す 発見!若き俳人たち~


まさにそんな句集です。

若いエネルギーがビシビシ伝わってきます。

わたしももっと、もっともっと前からつくりたかった!

嫉妬してしまいます。

思春期の頃にしか表現できないものがあると思います。

もちろん、いろんな経験をしてからでなければ表現できないものも多々ありますが。

でも、あやうい頃にゆらゆらしている句とか歌とかを詠んでみたかったなあ。


以下、『新撰21』より。



 国破れて三階で見る大花火  佐藤文香


 よもつひらさかそこは三杯酢がいるの  外山一機

 

 三月来るナウマンゾウのように来る  神野紗希