種田山頭火つづき | オトナラシノクニ

オトナラシノクニ

2014、タイトル変えてみました。

新年の抱負みたいものです。
最近遠のいてしまった「音鳴らし/馴らし」といっこうに近づかない「大人らし」の願望を込めて。

「ノクニ」は「退くに」と変換できる逃げ道です。

箸休めになれば幸いです。

種田山頭火の句には独特な味わいがあるので、

版画家とか書家などに好まれているような気がします。

本屋さんにいくと、コラボ作品集をよくみかけます。


いろんな作品集より(引用本不明ですみません)

<種田山頭火>の句 10句抜粋


 分け入つても分け入つても青い山


 ほろほろ酔うて木の葉ふる


 どうしようもないわたしが歩いてゐる


 捨てきれない荷物のおもさまへうしろ


 うしろすがたのしぐれてゆくか


 ながい毛がしらが


 お月さまが地蔵さまにお寒くなりました


 ふくろうはふくろうでわたしはわたしでねむれない


 ぬれててふてふどこへゆく

 

 わかれてきた道がまつすぐ


数冊作品集をよんで抜粋したのですが、

表記などなど違っていたらごめんなさい。

あまりにさみしすぎる句は敢えて外しました(笑)。


補足:

念のため・・・

「咳をしても一人」という自由律俳句は尾崎放哉の句です。