木枯の耳から死んでゆきにけり 子帆 (注)
口から生まれるという言葉はよくありますが、耳から死ぬというのは珍しいかなぁと。
なんかの小説を読んでて、思い浮かんだ言葉です。
誰のどんな作品かわすれちゃいましたが。
今の時期、寒さですぐに耳が冷えてしまうので時期的にはちょうどいい気がして
“木枯”という季語と合わせてみました。
個人的に耳にトラブルが多いので、この表現結構気に入っています。
追記(2009・12・3)
木枯や→木枯の
に表記変えました。
声に出したかんじが「の」の方が良かったので。
意味不明な気はしますが、とりあえず。