秋は運動会や遠足、文化祭など学校行事が盛りだくさんですね。私スタッフせわきも、中学生の息子の文化祭に行ってきました。
子どもたちの作品が並ぶ中、もっとも興味をひいたものは、白と黒の世界。
真っ白な画用紙をえんぴつで黒く塗りつぶし、その塗りムラから何かを想像して、今度は練り消しで消しながら、そのイメージを膨らませる。そこに物語を加えるというもの。
ぼうっとした白黒濃淡に想像をめぐらせて、子どもたちが作るお話がおもしろい!
そして、白を基調にする子もいれば、黒に形を見出す子も・・・。どちらの色が前面にでるかで見え方が変わるんですね。
『ことばの木の実』の「トークタイム」は家族療法を学んだスタッフが担当します。「トークタイム」では、同じ物事でも見え方は一つではなく、別の角度から見ると違う側面が現れるという捉え方を、大切にしています。
ちなみに、息子の絵は「くじら島」。
巨人がパラソルを振り回していたら、パラソルが風に飛ばされ、くじらの背中に命中。開いたパラソルを背負ったクジラは、海に潜れないので島になろうと決心!それが多くの人々が集う場所になり、クジラはとても嬉しかったという内容でした。