去年から分奏指導をさせて頂いていた
1000人のチェロコンサート。
仙台のゼビオアリーナにて、ついに昨日本番を迎えた。
1000人のチェロ弾きが集まるだけでも凄い光景だが、その音の洪水はなかなか経験出来るものではない。
全国から、いや世界中から1000人チェリストが集まってチェロアンサンブルのコンサート。
参加者はアマチュアの方がほとんどで
去年から全国各地で皆さん仕事などの予定をやりくりして分奏と練習を繰り返してきた。
分奏指導を通して沢山の人と知り合えたことも参加して良かった事の一つだ。
昨日はその中で出会った人達との再会と共に、久しぶりに会う仕事仲間との再会も含めて感慨深い一日。
肝心な本番だが
1000人もいたらアンサンブルも大変難しい。
前日リハーサルでは正直どうなるのか?と不安も否めなかった。
しかし前日までとは全然違って
いわゆる本番マジックというやつか本番は本当に素晴らしかった!
東北震災犠牲者に向けるという主旨もあって
弾く者も聴く者も
何かそれぞれに思う所があったのだろう。
至る所から鼻をすする音が聞こえた。
チェロという楽器の素晴らしさをまた一つ教えられた心温まる仙台の旅だった。