それは独特の緊張感と独特の雰囲気が漂うもので
コンサートともまた一味違う。
最近では発表会と言えばお手伝いでの演奏くらいしか機会がなく
自分が発表会に出る日が再びやって来るなんて思いもしなかった。
しかし思いもしなかったその機会がやって来たのである。
おそらく10年ぶりにくらいに。笑
お世話になっているピアノの先生の発表会で
もし興味あったら出てみない?
と誘われたのがきっかけだ。
初めはためらったものの、これも何かの縁だし
前から自分のコンサートでやろうと思っては譜読みの時間がなく後回しになっていた曲があったので
これを機に無理矢理にでもレパートリーにしてしまえ!と思い切って参加表明した。
そして今日はその本番
銀座の十字屋ホールにて。
結論から言うとやって良かった。
やっぱり形はなんであれ挑戦することが大事なんだと改めて思った。
そしてその曲を新しいレパートリーとして
またこれからも演奏し続けたいと思った。
因みに曲は
黛敏郎作曲のBunraku(文楽)
というチェロの為の無伴奏の曲。
これに限らずもっともっとレパートリーを増やしたい。
そんな意気込みを忘れないためにも
敢えてここにそれを書き留めておくことにする。