チャップリンの出演する作品は、どれも素晴らしく、
あるとき、最高傑作だと大きな評価をされた 作品があったそうです。
そのとき、あるインタビュアーがチャップリンに、こう聞いたのです。
「あれが 最高傑作 といわれていますが、
あなたの中の 最高傑作 は何ですか?」 と。
それは、期待を込めて讃えるような気持ちで言ってる場合もあれば、
”次は何を? もうそれ以上のものはないだろう”と、
皮肉をこめた気持ちで言っている場合もあります。
そして、チャップリンは、こう答えたのでした。
「最高傑作は次回作です」 と。
ミッションをもって自分の仕事を展開しようとしている人間にとっては、
”これで終わり”とか、”これ以上がんばれない”
なんていうのはなく、
”さらに成長しよう!” ”さらにいいものをつくろう!”
”もっと良いことがあるはずだ!”
と思っているのです。
何かを生み出すたびに、学びや経験が多くなり、
それにともなうアイデアも増えますし、
どんどん自信や確信が強まるものです。
それは、経験という宝物や、それまでの勘がくれる
「まだ、これよりもいいものができる!」
という揺るぎない感覚であり、新たな信念であり、
その信念が具現化していくのです。
マガジンハウス 「成功チャンネル」
佳川奈未
どんなことを言われても、、たとえ、周りの人が信じてくれなくても、
その、心の中で”もっと素晴らしい作品をつくる”と想いつづけること。
そう願って、、日々行動していけば、きっといい作品は生まれる。
誰かの言うことに振り回されたり、、周りの評価を気にするのではなくて、
根本にある、”自分自身を信じる気持ち” と、
”常に、最高傑作を目指していく気持ち” をもっていれば、、
どんなことがあっても、きっと乗り越えられるはず。