4日目は、新幹線の時間まで、南湖公園という公園(とても大きく、気持ちのよい公園でした)をぶらぶらして、長春駅へ。
そうそう、長春では、一泊しただけですが、面白いものを二つ見ました
ひとつは、ぶれていますが、この写真、QOQO壱番屋なるカレー屋です。北京や上海には日本のcoco壱カレーあるんですが、これのパチモンですね。
中国はこの手の、有名店の名前に似た店、ちょくちょくみますね。
もう一つは、前日の夜、ホテルの近くの繁華街に、路上販売のお店がたくさん出てたんですが、なんとなくぶらぶらしていた時のことでした。
アクセサリーを売っていた人とお客さんらしき人(両方とも若い女性)が言い争いを始めました。どうやら、お客さんが商品を触っていて、壊してしまったみたいです。
物見高い中国人(やめとけばいいのに、うちの彼女も大急ぎで見に行きました…)、周りにギャラリーが集まり始めたその時、吵架(口げんか)は打架(殴り合い)へ発展。若い女性同士の殴り合い迫力がありました。
北京でもカップルとか、口喧嘩は時々見ますが、殴り合いはあまり見ないかな…東北の女性は激しいのでしょうか…
新幹線で再び2時間ほどで、最後の目的地瀋陽へ。
数年前の「○○の歩き方」には乗ってませんでしたが、既に地下鉄が建設されていることを発見し、地下鉄でホテルまで移動。
北京でもどんどん増設されているし、中国の都市もどんどん便利になるんでしょうね。
ついたのがもう夕方だったので、この日は観光をせずに、夕食だけ外にでました。
東北料理には僕だけじゃなく、彼女も飽きたので、ピザを食べちゃいました。
翌日は、瀋陽故宮へ。
清朝が北京に入る前に王宮としていた場所で、もちろん北京の故宮に比べると小さいですが(といっても、規模としては結構大きい)、北京の故宮よりも質実剛健という感じがして、僕はわりと好きでした。
ここで力を蓄えた満州族(満族)の国家は、長城を越え、明を滅ぼした李自成の軍を破り、北京に入ったのでした。
ちなみに、辮髪やチャイナドレスは、漢族ではなく、もともと満州族の習慣で、清朝以降、漢族にも広まった(辮髪は強制された)ものです。
午後からは、張氏帥府博物館へ。「張氏」とは、張作霖、張学良を指し、東北で大きな勢力を誇った奉天軍閥の本拠です(そういえば、「張作霖爆殺事件」というのは高校の世界史でも習った気がします)。
息子さんの方は、西安事件で国共合作を進めたという功績があるので、大きな銅像がありましたね(写っている人は全然知らない人です)。この人はわりと最近まで生きていたんですよね。
洋館風の建物と、中国の伝統的な建物が敷地内にありました。
それで翌日、新幹線で北京に戻りました。北京はすっかり夏の気候になってました…