北京もすっかり春晴れになりました。

 今日(土曜)、たまたま通ったところで桜が咲いていました桜が、日本はいかがでしょうか!?


 さて、今日は、バスに乗ってはるばる北京西駅の近くの馬連道というところへ行ってきました(カメラ持たずに行ったので写真なしです。すいません)。
 
 なぜそんなところに行ったかというと…
 これを買いに行ったのでした。
 


言葉では伝えきれない...


 馬連道にはお茶や茶道具等を扱うお店がたくさんあり、今日行ったのは、その中でも、ビルのほとんどをお茶関係のお店が占める「茶城」です。


 ぼちぼち、本格帰国が近いと思われるので、家で使う用に一式欲しいと思ったのと、今月の一時帰国の際に実家に持ち帰り、彼女が実演しつつ、両親(日本茶、中国茶問わず、お茶お茶好き。日本の茶器などもわりとあります)にお茶を入れてあげようということで、今回買いに行ったのでした。


 買ったのは写真のものですが、少し説明すると、茶盤(下の台、日本に持ち帰るように木製のを買いましたが、石製のものも売ってました。この上で茶碗にお湯をかけて温めたり、お茶を入れたりする。)、飲む用の茶碗(小さいやつ、写真は1つしかないですが、この茶碗は6つあります)・蓋椀(お茶を淹れるための茶碗、写真の大きめのやつ、中に茶葉、お湯を入れ、蓋をしつつ、茶葉が出ないようにお茶だけ、一番左の入れ物=茶海というらしいに入れます。茶海から飲む用の茶碗にお茶を注ぐ)、茶匙等茶具、あと、右上にある一対の鳥の置物、これは茶寵といいます。

 中国語では犬わんわんや猫にゃー等の「ペット」を「寵物」といいますが、「茶寵」というのは、お茶のペット、どういう意味かはてなマークというと、お茶を淹れる際に茶盤の上に置き、この置物にもお湯をかけてやると(ペットに餌をやって世話をするように)、色あいが明るくなったり、手触りもよくなるそうです。

 買ったのは一対の鳥ヒヨコヒヨコですが、他にも犬とか、豚ブタやお金を咥えた蛙カエルとか、桃とかをかたどったものとかいろいろありました。石の茶盤には池をかたどったものがあり、本当は、こういうのだと、例えば、蛙のとか映えるんでしょうけどね。


 どれも、いろいろな種類がありましたが、彼女が気に行った写真のやつを値切ってニコニコ買いました。



 本当は、聞茶(匂いを嗅いで楽しむ)用の細長い茶碗もあればいいんだけど、同じ柄のものではありませんでした。


 今回買わなかった紫砂壷(急須 ウーロン茶等を入れるのに使う。お茶の匂いが残るので、これで、いろんな種類のお茶を淹れてはいけないとのこと。ちなみに蓋椀の場合には匂いが残らないのでいろんなお茶を淹れてもいいそう)とかと併せて、気が向いたら、また買おうかな…



 日本でもそうでしょうが、この手のものは値段は本当に千差万別、例えば紫茶壷なんて、見た目はあまり変わらないけど(「僕の目には」ですが…)、高いのは何万元という値札がついたのが結構ありました叫び(その百分の1以下のものもあります)。 


 お客さんは、一部外国人もいましたが、ほとんど中国人、北方人はお茶あまり飲まない印象がありましたが(ゆるめのお湯を飲む人が多い、うちの彼女もお茶飲みますが、夜は眠れなくなると言って飲まないことが多いですね。)、結構多くの人男の子男の子男の子女の子女の子が来てましたね。中国が豊かになる¥につれて関心を持つ人が増えているアップようです。


 僕はよく飲むけど、普段は下の写真の器具で簡単に飲んでいます。

 カッコよくないけど、これも便利音譜ですよ。


言葉では伝えきれない...

 こっちの人は、飲む人は、直接茶葉をグラスとか茶碗に入れてお湯を注いで飲む人も多いかな。




言葉では伝えきれない...


 でも、休日の午前中とか、これでお茶を飲みつつ、家族で会話を楽しむのもよいかも。
 うちでも、夕食後早速これを使って、彼女にお茶を淹れてもらいました。
 

 いろいろそろえると、少し値が張るかもしれませんが、家のインテリアとしてもいい気がするので、ご関心の方は行ってみてもいいかもしれません(値切りは必要、あと茶盤は日本に持ち帰る方は大きさ・重さを検討した方がいいと思います)。