昨日は秋らしい晴れのよい日でした。
午前中の語学学校の後、彼女を自転車
の後ろに乗せて、サイクリング方々、ちょっとしたイベントが行われている南鑼鼓巷、昨日買った服に問題があったので返品交換へ西単まで行ってきました。
帰りがけ、二人乗りを警官に咎められたんですが、彼女は「二人乗りなんて誰でもやっているでしょ」、「何が駄目なんだ?
」と子供のような理屈を駆使して、警官と口げんかをはじめ
、少しひやひやしたものの、注意だけで済み(「文明的に生活しなさい」とか言われました
)、夕方無事帰宅しました。
彼女によると、二人乗りは違反ではないと思っていたらしい。確かに警官の前なんて何度も通ったけど、今まで咎められたことは一度もありませんが…どっちが正しいんでしょうか?
さて、今回のテーマは帰宅後、彼女の友人から掛かってきた電話がきっかけです。
「今夜、友達(彼女から見ると、友達の友達)がコンサート
の券を無料で手に入れたのでいかないか?ただし、誰のコンサートか分からない
」という誘いを受けて、急きょ、家からかなり離れた動物園の傍の北京展覧館へ。
そんな話だったので、あまり有名じゃない歌手のコンサートかと思ってましたが、チケットをもらうと、出演者は孫燕姿、王心凌、呉克群、陳小春の4人とのこと。僕は王心凌ぐらいしか知らなかったけど、彼女によると、みんなわりと有名な歌手とのこと。ちょっと嬉しくなりつつ、会場へ。
会場もあまり広くなく、先日行ったジェイのコンサートに比べると、歌手の姿もかなり近くみられます。
コンサートが始めると男性女性の司会者が話し始めるのですが、やたら中国移動(大陸最大手の通信会社)の飛信(携帯のショートメッセージサービス)の話をします。どうも、ここがスポンサーのようで、コマーシャルの一環としてこのコンサートを企画した模様。まあ、ただで入れたので、特に問題ないです!
そんなことを思っていると、最初に登場したのは、呉克群。茶髪ややマッチョ系のイケメン風の男性でした。「為你写詩」はなかなかよかったです。数曲歌い、中国移動のPRを含む司会者との掛け合いがあり、はけていきました。
その後、僕が唯一知っている王心凌が登場。バックダンサーを従えて、踊りまくります
。テレビで見たことがありますが、実物はすごく痩せていて、びっくりしました。ちょっと痛々しいぐらい。
そうは言っても顔はかわいいし、前から知っているのでじっくり見ていると、彼女の友達(女性)が「私はあまり王心凌は好きじゃない」とか言い出し、彼女も「私も好きじゃない
」と。
昔から思うけど、女性はこの手の可愛い系の女性に厳しい気がします(日本でもそうだった気がする)。
まあ、彼女たちの思いはともかく、客席の一角は彼女のファンに占められているらしく、大声援です(後ろの方で踊りまくる女性もいた)。彼女も数曲歌い、飛信を利用したファンからの質問に答えると、はけて行きました。
次に登場したのは、彼女が昔好きだったとかいう陳小春(香港人らしい)。どんな奴なのかなと見ていると、大きな眼鏡をかけたおっさんが登場。お客を笑わせながらのトークで、やや拍子抜けしていると、独特の癖というかがあって(香港R&Bの先駆者的存在とWIKIにありましたが、ああいうのR&Bというのでしょうか)、歌はかなりよかったです(算你狠、独家记忆、黄豆とか)。
彼女によると、映画(やくざ映画とコメディ映画が主らしい)に出演していて、最近は新しい曲あまり出していないとのことですが、また聞いてみてもいいかなと思いました。けっこういい年なのに、ダンスもわりとかっこよかったです。新婚ということでこのネタで結構客席を沸かせてました。
最後に登場したのは孫燕姿、この人は王心凌とは対照的に身長も高く、美人系の女性でなんというかかっこいい感じです。
王心凌に対してとは対照的に、うちの彼女もその友達も孫燕姿は認めているらしく、奇麗だとか、好きだとか言ってます(ちなみにWIKIによると、シンガポール国籍ですが、台湾を中心に活躍しているとのこと)。女性から見て、感じのよい女性のタイプなのかも。客席からファンをあげて、交流みたいなのもあったのですが、みんな女性でしたね。
我懷念的、遇見等を歌ってましたが、やさしく女性の気持ちを歌うような曲が多かったです。彼女の存在は初めて知りましたが、「我懷念的」のサビはどこかで聞いたことがありました(なかなかよい曲だと思いました)。
カメラを持っていくのを忘れたのが唯一の心残りでしたが、結構まじかで明星をみれて、よかったです。
ちなみに今日は香山へ紅葉見に行こうと彼女と話してましたが、まだ彼女は寝ています。
本当に行くのかな?