約半年ぶりに、母が帰ってきました

昨年の7月末に熱中症になり入院
数時間病院に運ぶのが遅かったら
多分危なかった

意識は朦朧として、寝たきり
少し良くなると、ひどいせんもう
座ると血圧が下がるので、寝たまま
でも、病院はすぐに退院させようとする

ケースワーカーとのやり取りは、不信感しかなかった
父は「もとに戻ったら連れて帰ります」しか言わない
ゼリー食にドレーンの入った状態の母
地域連携病院を探してもらい、一ヶ月半後転院
この時点で、次の施設探しも始めてました。でないと、間に合わない
二つ目の病院では、ゼリー食の1つ上の段階の食事になり、リハビリも始めるも、やる気がなく進まない・・・
「死ぬからええねん!」
苛立つ母に、「簡単には死ねません。帰りたいならリハビリして!
」と、強い口調で言ったことも(鬼ですね)

その病院は、1ヶ月しかいれない
相変わらず父は「元通りに自分でトイレに行けて、歩けたら連れて帰ります」

ドレーンも入ったままの母
これでは連れて帰るのは無理かと、前もって探していた自宅近くの老健施設へお願いすることに
申し込んでから1ヶ月かかるので
ギリギリ二つ目の病院の退院期日迄に審査もとおり、施設に入所することに
退院前にやっとドレーンを抜いてくれたら、いきなり元気になり座って食事もとれるように

そもそも、ドレーンを入れてる意味がわからなかったんで、早く抜いてたら早く回復したのでは?と素人ながらに不信感
…
母は心なしか、表情もしっかりして来たところで退院
老健施設はいれるのは3ヶ月間。
(実際はもっと長く入れるケースもあるが、リハビリがガクンとへる)
その間にリハビリして、歩けるようになることが目標
特養も探さないといけないかと思ったが、父の言っている条件はクリアしそうなこともあり、本人も「わしがみる」と言うので、特養は探さず、3ヶ月の間に歩けるようになることを目標に。
1ヶ月たったくらいで、在宅に向けての準備が始まりました。
手すりの工事やベッドの準備、在宅ケアのプランの作成。
そして、母はリハビリをがんばり、今日家に帰ってきました

・・・父は最後の最後、家に連れて帰る前提の施設との話し合いの時に
「いやーまだ今の状態では連れて帰れないから、ここに置いてもらって」
といい放ち、目眩がしましたが・・・
ちゃんと流れを表にして説明してても理解してない父。
老人会きちがいの父は、この半年自由を満喫してましたから!!!
施設探しも、契約も、なーんにもしないですからね。
でも、父が納得しないと話は勧められないから、本当本当に本当に面倒くさいか!
ま、父は世間の常識から完全にずれてるので論外なんですが、それにしても本当にわかりずらい制度に、ほとほと疲れました

入院はなんどかしていたけれど、今回のようなことは初めて。
わからないことが、わからない

なのに、ケースワーカー(もちろん人によると思います)の事務的な対応に怒りがフツフツ!!、
戸惑いしかないのに、病状も心配なのに、あれはないと言う対応。(もちろん人によります)
とにかく流れがわからない。
選択肢もたくさんあるが、当てはまらなければ利用できないことが多すぎる。
入院後、一週間たったところから調べないと間に合わない。
色んなパターンを模索。
老健施設は申し込んでから最低1ヶ月。空きがなければ入れない。
タイミング命です。
その次の特養は一年待ちもざら。
お金にいとめをつけなければ、どこでもあるんですがね・・・
最初の入院から一週間で、次の受け入れ先、次の次の受け入れ先、そのまた次の受け入れ先を、探して申し込んでいかないと間に合わない。
そして、見学、説明、申し込み、面談、審査・・・何回足を運ぶことやら、どれだけ書類を書くことやら…
こんなに手間がかかるとは思っておらず、わからないことだらけだし、いちいち父に納得させないといけないし(これが一番大変)
ここ半年間、とにかくそれが疲れた
そして、これでいいのか?
後悔しないか?
母にとってこれでいいのか?
そう思いながら、決めていくのもこころにのしかかってました

何かあれば「お前の言うたとおりにしたのに!」と父が言う!
私が決断を下す役割・・・

振り回す、父・・・
指示待ちの姉・・・
私が大袈裟で先々決めないと済まない性格なのが、一番自分の首を絞めてましたが
それにしても、制度が複雑すぎでややこしすぎます
私は近くに住んでるからまだましだと思いますが、フルタイムで働いてる方、離れて暮らしてる方、独り暮らしの方はどうしてるんだろう?
本当に大変で面倒。
でも、母は家に帰ってこれて良かった

明日から、早速デイケアです

本人はゆっくりしたいみたいてすが、折角歩けるようになってきてるし、きっと家にいると部屋中ひっくり返して、あれがないこれがないとパニックになるので、あしたから

きっと家中散らかすんだろうな
きっと、こけるんだろうな
また、医者巡りをするんだろうな
考えたらきりがない

とにかく、今日は一段落を喜ぼう

次何かあっても手順がわかるから、そこだけは安心かな?
母のいる実家
妙にしっくり落ち着く
母の存在、大きいな

また、あした
