ほんの一言会話を交わすだけなら

元気で、明るく、年より若い、気の良いおじいさん。
いわゆるいい人に見える人。


だが、ほとんどの人がしばらくすると、うーーーーーーんキョロキョロとなる

ことばで言い表すのが難しいのだが・・・


一言で言えば、スペシャルとんちんかんなのに、自分自分で何事も自分が一番で正しいと思っていて、それ以外は全てだめで、相手の考えとかとめっちゃずれてるのにわかってない!?


極端に言えば、そこ右のところを左。そこ下のところを上。というぐらい、外す。

おじいさん独特の頑固はあるが、それとは一線を隠す何かがある。



思えば、昔からずっとそうだったのだが、この半年は母が間に入らず、色んなことを決めていかなければならなかったので、改めて気づいてしまったキョロキョロ


その前からのこともあり
プラス、この半年間はさらに色々ありすぎ

腹立つとか、イライラとか
もうその次元ではなく


こちらのパワーを根こそぎ持っていく感じで、本当に疲労感が半端ないショボーン


本当に関わらないといけないとき以外は、関わらないようにしている

どこがどうとか説明できないが・・・
もう、拒否反応が勝手に出る。
とにかくダメなのだ

距離をとることが一番の策となる

そこまでしないと、こちらの心がおかしくなるレベルショボーン

同時に、そう感じていることへの罪悪感

年老いた父にたいして、今さらこんな気持ちと・・・


これは私だけでなく、姉夫婦、うちの旦那、孫まで感じてることで、何ともかんとも始末に終えない感じでガーン


母がいないとどうしようもない関係。



あまりのとんちんかんさに、認知症の検査を受けさせたが、全くどうもなく

年より扱いするな!!!
と、もれなく怒鳴られたのは勿論のことですが

それはよかったのだが、じゃあ性格。と言うことで、それはそれでため息もので




父抜きで、母と姉と私で話を進めれれば早いのだが・・・


「お前たちで決めてくれて良いからな」
と、言ってくれれば簡単なのだが・・・



全てにおいてズレてる父を入れての話し合いは、困難を極め、疲労感は半端ないゲッソリゲッソリゲッソリ


父にすれば、自分の考えが全て逆転されるわけだから面白いはずもないので、そこを感じさせず、納得して自ら「それがええなー」と、思ってもらうことが必要となるため、疲れる。




今日は、今月末に施設から自宅に帰ってくる母のために、住環境を整えるため、施設の方やケアマネさんが自宅に来ての検討と話し合いだったのだが・・・


一人状況を逸脱した話をするので、一同沈黙…


いや、一人で歩けませんからね・・・
わかっとるわ!

この動く椅子は危ないですからね・・・
いやー、この椅子でずっと来てますから大丈夫ですねん!

だから、入院前と今とは違うんだよ・・・
わかっとるわ!

・・・なんもわかってないわムキー
と、叫ぶことは我慢しましたが、大概にしてほしいよー


私達の言うことは、睨み付け聞く耳持たないので、職員の方々が話を進めてくださって(内容は同じことなんですが)

ま、何とか父以外の皆が、一番良いという案におさまって一件落着ニコニコ


それも、最後は必ず父自身が「じゃあ、それが良いですな。そうします。」と、言わない限り、後でお前のせいやと言ってくるから面倒プンプン


母とも言い合いになって、怒鳴り付けてたしプンプン


この半年、確かに母の顔を見に行くことだけは毎日してたのは偉い。たとえたった5分でも。


それ以外は、なーんにもせず丸投げ。

でも、私達が決めて事を運ぶと怒るから、毎回今日のような手順を踏まないといけなかった。

何を言っても
何でや!!!
ばっかりの問答に疲れはて、
最近は
何でやと思う?
と質問返しにてますが口笛


10分で済む話を二時間ぐらいかけて、説明して、おーわかった。それでいこ!
納得してもらって。ほっとしても・・・

そんなん聞いてない!誰が決めたんや!
と平気で次の日には言うし・・・
あなたが決めたのよガーン


何を提案しても、
何でや!!!


甘やかしすぎたか?



元々、今回の、長い入院のきっかけを作ったのは、あきらか父なのだが・・・
自覚なし


もう少し早く連れて帰れたはずなのに、「元通りになったら」(元には戻らんからと言っても。何でや!)と言って、自分は老人会に出掛け決して連れて帰らなかった父には、情けないしかなかったですが。


もう84歳、変わることはないでしょう



説得しようとも思わないし
変わるとも思わないし
どうしようもないとは思う

かといって、母が居るからほっとけない
(母が居なければ、ほっとくレベルに達してますが)



なので、冷たいと思われようが、出来ないものは出来ないと伝えていく。

さんざん遊びにいく元気はあるのだから、そのパワーをしっかり母の介護に向けてもらう。

二人でやれるとこまでやってもらう。

母からのヘルプには答えるが、父からのヘルプには断固No(できるかはわからないが)。


きついけど、母が帰ってくる前に釘を指す必要があったので言った。

「体調が悪い時は別として、老人会に出掛けるために、私たちは留守番はしません。デイケアのスケジュールにあわせて自分の用事を調整してください。老人会より母を一番に考えて、介護生活が始まるんだと覚悟してください。一人にすると危ないので、母を一人にすることのないようにお願いします。それでも出掛けたいのなら、ホームヘルパーなりなんなり考えてください。」

ま、もちろんほったからかしにはしないんですが、このぐらい言っとかないと、何時間でも出掛けて帰ってきませんからね。


母には「じいさんにはこう言うけど、すぐに電話してきてね」と伝えてますがてへぺろ


母はここまで本当によく回復したなと思います。
大嫌いなリハビリ頑張って、大嫌いな集団の中で半年近く生活して。
(もちろん母もわがまま言い放題で、甘やかしすぎた感はかなりありますし、疲れもしますが)

さて、帰ってきたらどうなることやら?




一呼吸する

私がしなくても、誰かするさー

ゆっくりゆっくり音符



また、あしたうさぎクッキー