ほぼ半世紀前のこと
何にも覚えてないけれど
私は確かに母のお腹の中に居たわけで
私だけでなく
例外なく
この地球上のすべての人が
当たり前なんだけど
母のお腹の中に居たわけで
人は一生のうち
一人じゃない時間がある
人は生まれるときも死ぬときも一人。
じゃないんだ

一番最初に命ができてから、外に出るまでの間
一人じゃない

その事がすごいことだと感じて
一人感動しています

辛いことがあると
母のお腹に戻りたいと思う
子供が辛そうにしてると
お腹の中に戻してあげたいと思う
ちょっと変な考えだけど

一番安心できる場所なんだと
心のどこかに記憶があるのかな

年老いて弱っている母をみて
ふとそんな風に思ってしまいました
今日の心の空ははけで描いたような雲がいっぱいの空

また、あした
